ランバートイートン症候群の原因は何がありますか?
自分の免疫が肺小細胞癌(がん)などに反応して産生した抗体が、神経と筋肉をつなぐ部分を障害してしまうことです。
自己免疫性の機序とされています。つまり、本来外敵を攻撃するために作られた自分の抗体が、誤って自分自身を攻撃してしまうことによります。
なおランバートイートン症候群の50%以上が、悪性腫瘍(がん)、主に肺小細胞がんを合併していると言われており、これらの悪性腫瘍に反応して産生された抗体が原因となっていると考えられています。
具体的には「P/Q 型 VGCC 抗体」と呼ばれる抗体が、神経から筋肉への伝達を妨げてしまうのが原因となります。
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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