軽度認知障害
「軽度認知障害」とは認知症ではないものの、記憶力の低下があり治療をしなければ認知症に移行する状態のことです。原因はアルツハイマー病によるものが多いです。軽度認知機能障害は運動習慣、適切な食事、基礎疾患の治療、管理で進行を遅くできます。物忘れを感じるようになったら物忘れ外来を標榜している脳神経内科や神経内科、精神科を受診してください。
文京小石川クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
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記憶力の低下はあるものの、日常生活上では大きな障害がない状態です。認知症の前段階とされています。
さまざまな原因疾患や病態があります。また、危険因子として糖尿病や脂質異常症などが報告されています。
違います。軽度認知障害は認知症に移行する手前の状態で、厳密には病気ではありません。
一般向けに公表されているチェックリストはありません。気になることがあれば、一度受診しましょう。
専門家に相談し、ご本人への不安や負担を軽減してあげましょう。
治療法に関して、病院で相談しましょう。
治ることはありませんが、進行を遅らせたり、元の状態に戻したりすることを目指せます。
MCIを改善する方法としては、生活習慣の改善、認知トレーニング、生活習慣病の治療があります。
MCIを放置すると認知症に進行する可能性が高まります。
最近の出来事を忘れがちや段取りが悪くなる、集中力が続かないなどの症状が見られます。
若い人でも、MCIになります。
はい、そうです。MCIから認知症と転じる確率は、年に5~15%と考えられます。
症状について
日常生活に支障がない範囲で、もの忘れ、新しいことが覚えられない、注意力の低下などの症状が現れます。
もの忘れが以前より多くなった、人に指摘されることが増えたと感じたら一度受診を検討してください。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
MCIでも異常行動が見られることがあります。
はい、MCIには不安症状がみられることがあります。
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(参考文献)
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