疲れやすさと食欲不振、うつ病診断についての相談です。どの科を受診すべきか教えてください。
30代・女性のご相談
疲れやすさと食欲不振に悩んでいます。食べる量が少ないため、体力がつきにくく、週末はほとんど一日中眠り続けてしまいます。日を追うごとに疲労感が増し、回復しないまま次の日を迎えることが続いています。なお生理痛が重いため、生理痛を改善するお薬を服用しています。
うつ病と診断されていますが、精神的な落ち込みは特に感じていません。この状態を改善するにはどうすればよいのか、アドバイスをいただけると助かります。
どの科を受診すべきかも含め、医師に確認したいと思っています。どのように対処すればよいのか、ぜひご意見をお聞かせください。
ご相談いただきありがとうございます。長い間、疲れや食欲不振、週末の過眠などでおつらい思いをされていることと思います。心からお察しいたします。うつ病と診断されているけれど、気分の落ち込みはないとのことですね。現在、お薬を服用されていることも踏まえ、以下のようにアドバイスさせていただきます。
【受診を考える診療科】
1. 精神科・心療内科
まずは、現在通われている精神科や心療内科を受診してみましょう。以前から続く症状が改善していないことを伝え、治療の見直しや詳しい検査が必要かどうか相談してみてください。今の担当医は、あなたのこれまでの経過をよく理解しているので、適切なアドバイスをもらえる可能性が高いです。
2. 総合内科
精神的な問題がない場合、身体的な原因を探るために総合内科を受診するのもよいでしょう。血液検査や尿検査で全身の状態を確認することで、疲労感の原因となる病気が見つかるかもしれません。例えば、貧血や甲状腺の問題、糖尿病、腎臓や肝臓の病気などが考えられます。
3. 婦人科
生理痛が重く、生理痛を改善するお薬を服用されているとのことですので、婦人科で生理痛や月経周期について相談してみるのもよいかもしれません。子宮内膜症や子宮筋腫などが疲労感や過眠の原因となっている可能性もあります。
【受診の目安】
- 疲れが強く、日常生活に支障が出ている
- 食欲不振が続き、体重が減っている
- 週末だけでなく、日中も強い眠気がある
- 足のむくみが気になる
- めまいや立ちくらみが頻繁に起こる
- 下痢が続いている
これらの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診し、医師に相談することをおすすめします。
【まとめ】
長く続く疲労感の原因を見つけて、適切な治療を受けることが大切です。まずは、精神科や心療内科、または総合内科を受診し、必要に応じて婦人科の受診も考えてみてください。どうぞお大事になさってくださいね。
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