梨状筋症候群の疑いがあります。ランニングは避けるべきですか?
40代・女性のご相談
最近、太ももの痛みが気になっています。病院では梨状筋症候群の疑いがあると言われました。現在、アトピー性皮膚炎と診断されており、うつ病の治療も受けています。アレルギーは特にありません。
医師に確認したいのは、梨状筋症候群の場合、ランニングを控えるべきかどうかです。今後の見立てについても知りたいと思っています。痛みが続く中で、どのように対処すれば良いのか、アドバイスをいただけると助かります。病状が進行しないか心配ですので、適切な対応を教えていただければと思います。
ご相談いただき、ありがとうございます。梨状筋症候群の疑いがあり、ランニングを続けるべきかどうか心配されているのですね。太ももの痛みやしびれが続いているとのこと、本当にお辛いですね。
梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫して、痛みやしびれを引き起こすことがあります。ランニングのような運動は、この筋肉に負担をかけることがあるので、症状が悪化する可能性があります。
今のところ、日常生活には大きな支障はないけれど、仕事や趣味には影響がある痛みがあるとのことですので、ランニングはしばらく控えた方が良いかもしれません。無理をすると、症状が悪化したり、長引いたりすることがあります。
【次のステップ】
1. 医師に相談しましょう
- まずは、今治療を受けている医師にランニングを再開しても良いか相談してみてください。
- 医師は、症状の具合や梨状筋の状態を見て、運動をしても大丈夫か判断してくれます。
- 痛みが強い場合や、運動で症状が悪化する場合は、運動を控えるように言われることもあります。
2. ストレッチや筋力トレーニングを試してみましょう
- 梨状筋のストレッチや、股関節周りの筋力を鍛えることが、症状の改善に役立ちます。
- これらの運動は、梨状筋を柔らかくして、坐骨神経への圧迫を減らす効果があります。
- できれば理学療法士の指導のもとで、無理のない範囲で行うと良いでしょう。
3. 日常生活で気をつけること
- 長時間同じ姿勢で座らないようにし、こまめに休憩を取ることを心がけましょう。
- 椅子に座るときは、足を組まないようにしましょう。
- 硬い床に座るときは、クッションなどを使うと良いです。
【まとめ】
梨状筋症候群の疑いがある場合は、ランニングなどの運動は控えた方が良いかもしれません。まずは医師に相談し、ストレッチや筋力トレーニング、日常生活での注意点を守るようにしましょう。お体を大切にしてくださいね。
公開日:
相談日:
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ