子ども(小学生)が、腓骨神経麻痺で足の裏がしびれが強く、リハビリもできません。どうしたらよいでしょうか?

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10歳未満女性のご相談

子ども(小学生)が、腓骨神経麻痺と診断されました。現在、治療中の病気はほかにありませんが、以下の症状についてご相談させていただきます。 右足の膝から下の内側に触れられないほどの痛みがあり、特にくるぶしから下、足の裏側が非常に痛むため、リハビリができない状態です。このままでは症状がよくならないのではないかと心配しています。 どのように対処すればよいのか、アドバイスをいただけると助かります。
医師の回答

小学生のお子様のこと、とてもご心配ですね。腓骨神経麻痺と診断されて、右足の痛みやしびれでリハビリができず、学校にも行けない状況、本当におつらいことと思います。

腓骨神経麻痺は、膝の裏側にある腓骨神経が傷ついたり圧迫されたりすることで、足首や足の動きに影響が出たり、感覚が鈍くなったりする病気です。神経の麻痺は自然に治ることもありますが、回復には数ヶ月から数年かかることもあります。

原因を調べるためには、膝のMRIや神経の検査が必要です。お嬢様は3月から症状が続いており、痛みが強いとのことですので、まずは痛みをしっかりとコントロールすることが大切です。

【痛みのコントロールについて】

腓骨神経麻痺の痛みやしびれには、例えば、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの鎮痛剤を使うことで、痛みが和らぐことがあります。

【リハビリテーションについて】

痛みが強いときは、無理にリハビリをしないほうがよいこともあります。痛みが落ち着いてきたら、ストレッチや筋力トレーニングなどを始めて、足の機能を回復させていきましょう。理学療法士と相談しながら、痛みのない範囲でできる運動から始めるのがよいでしょう。

【学校生活について】

学校に行けない状況、とてもおつらいですね。学校にも事情を説明し、お子様に合った環境を整えてもらうことが大切です。必要に応じて、学校の先生に相談することも考えてみてください。いじめについては、学校側に相談し、適切な対応をしてもらうことが重要です。

【受診について】

現在の治療で改善が見られない場合は、他の病院への紹介を検討してみてください。経過が長く複雑なため、紹介状を作成してもらうことが大切です。他の医療機関の専門医の意見を聞くことで、新しい治療法が見つかるかもしれません。

【まとめ】

腓骨神経麻痺は自然に治ることもありますが、痛みが強い場合は鎮痛剤を試してみる価値があります。痛みが落ち着いてきたら、リハビリを行うことで、足の機能を回復させることができます。

学校生活については、学校と連携を取りながら、お子様に合った環境を整える必要があります。いじめについては、学校側に相談し、適切な対応をしてもらうことが重要です。

お近くの神経内科、整形外科、小児科は、こちらから検索できますのでご活用ください。お嬢様の症状が少しでも早く改善し、学校生活も楽しく送れるようになることを心から願っています。どうぞお大事になさってください。

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