吐き気と嘔吐が続いています。本当に食あたりが原因なのでしょうか。

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20代男性のご相談

家族が吐き気のために食事が取れない状態が続いており、非常に心配しています。1週間ほど前から腹痛、発熱、下痢の症状が現れ、医療機関で食あたりと診断されました。下痢止めと解熱剤を処方され、2日後には熱も下がり、下痢も治まりました。 しかし、その後も吐き気や嘔吐が続き、再度受診して吐き気止めを処方されました。食事や水分が取れないため、点滴を受けましたが、5日間ほど経過しても食事は取れず、少しずつ水分を摂るのみの生活が続いています。現在も腹部の違和感があり、特に夜間に吐き気と嘔吐の症状が続いています。 この症状が本当に食あたりによるものなのか、原因を知りたいと考えています。どのように対処すればよいのか、アドバイスをいただけると助かります。
医師の回答

ご相談いただきありがとうございます。お腹の痛みや熱、下痢の症状で食あたりと診断され、薬を飲んで少しよくなったけれど、その後も吐き気や嘔吐が続いて食事ができない状態なんですね。心配ですよね。

感染性胃腸炎は、通常は数日間の安静でよくなることが多いですが、吐き気や嘔吐が続く場合は、他の原因も考えられます。

【考えられる原因】

  1. 胃腸の疲れ:食あたりで胃腸が弱っていると、消化がうまくいかずに吐き気や食欲不振が長引くことがあります。
  2. 他の病気:胃や腸の他の病気が原因で、吐き気やお腹の痛みが出ることもあります。
  3. 薬の影響:飲んでいる薬が吐き気を引き起こすこともあります。
  4. ストレスや不安:体調が悪いことや食事ができないことへの不安が、吐き気を引き起こすこともあります。

【受診の目安】

次のような症状がある場合は、病院に行くことをおすすめします。

  • 吐き気や嘔吐が1週間以上続く
  • 水分がほとんど摂れない
  • 口が渇く、尿が少ない、ふらつくなどの脱水症状がある
  • 体重が減っている
  • 血が混じった便や黒い便が出る
  • 強いお腹の痛みがある
  • 熱が続く

【次のステップ】

  1. 病院での診察:まずは、診断を受けた病院で今の症状を伝えて、もう一度診てもらいましょう。必要に応じて他の病院を紹介してもらうことも考えてください。
  2. 水分をしっかり摂る:脱水を防ぐために、少しずつでも水分を摂るようにしましょう。経口補水液やスポーツドリンク、麦茶などがおすすめです。
  3. 食事について:無理に食べなくても大丈夫です。食べられるようになったら、消化によいものを少しずつ食べてみてください。おかゆやうどん、白身魚、豆腐、野菜スープなどがよいでしょう。
  4. 休息をとる:体を休めることも大切です。無理せず、ゆっくり過ごしてください。

【まとめ】

吐き気や嘔吐の原因はさまざまですが、まずは病院で診てもらうことが大切です。水分補給や食事、休息も心がけてくださいね。どうぞお大事に。

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