右肩の痛みの原因を知りたいです。整形外科で骨に異常なしと言われましたが、詳しく調べる方法を教えてください。
40代・女性のご相談
右肩の痛みが長く続いていて、日常生活にも影響が出ているとのこと、本当に大変ですね。心からお察しします。整形外科でレントゲンを撮ったけれど、骨には異常がなかったんですね。それでも痛みが続くのはつらいですよね。
肩の痛みにはいくつかの原因が考えられます。よくあるものをいくつかご紹介しますね。
【考えられる原因】
- 肩関節周囲炎（いわゆる「四十肩・五十肩」）: 肩の周りに炎症が起きて、痛みや動かしにくさが出ることがあります。
- 腱板損傷：肩の安定を保つ腱板が傷ついている状態です。
- 石灰沈着性腱板炎：腱板にカルシウムがたまって、痛みや炎症が起こることがあります。これは短期間で激しい痛みが出ることが多いです。
- 頚椎症性神経根症：首の骨の変形などで、肩や腕に痛みやしびれが出ることがあります。
- 胸郭出口症候群：鎖骨や肋骨の間で神経や血管が圧迫されて、肩や腕に痛みやしびれが出ることがあります。
しびれがない場合、肩関節周囲炎や腱板損傷が多いかもしれません。これらはレントゲンではわかりにくいこともありますが、痛みが長引くことがあります。
レントゲンでは骨の状態はわかりますが、筋肉や腱の状態はわかりません。詳しく調べるにはMRIが有効ですが、時間や費用もかかるので、担当の先生と相談してみてください。超音波検査も手軽ですが、MRIほど詳しくは見られません。
【次のステップ】
1. 整形外科の再受診
- 症状を詳しくお医者さんに伝えて、診察を受けてください。
- レントゲン以外の検査が必要かどうか、相談してみましょう。
- MRI検査では、筋肉や腱の状態を詳しく見ることができます。
2. 他の医療機関の受診
- 今の治療が合わないと感じたら、他の病院を受診するのも一つの方法です。
- 肩の専門医がいる病院で、より詳しい診断を受けるのも良いかもしれません。
【まとめ】
右肩の痛みには、いろいろな原因が考えられます。詳しく調べるにはMRI検査がありますので、まずは整形外科で相談してみてください。どうぞお大事になさってくださいね。
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