甲状腺機能低下症の可能性と類似症状の病気について教えてください。

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20代・女性のご相談

最近、髪の毛がボサボサになり、体のだるさや抜け毛に悩んでいます。心療内科で、甲状腺機能低下がメンタル不調の原因かもしれないと言われ、血液検査をすすめられました。 しかし、別の病院で同月に行った血液検査では、Ft3、Ft4、Tshに異常がないと確認されました。そのため、検査は受けずに結果を共有することになりました。 ここ数年、特に3年前からの夜勤が原因で体調不良が続いているのではないかと考えていますが、甲状腺機能低下症と似た症状を持つ病気が他にあるのか気になっています。例えば、自律神経失調症などが考えられるのでしょうか。どのように対処すればよいのか、アドバイスをいただけると助かります。
医師の回答

心療内科の先生から甲状腺機能低下症の疑いがあると言われて、血液検査を受けたけれど、別の病院での検査では甲状腺ホルモンの数値に問題がなかったんですね。体のだるさや抜け毛といった症状が続いているとのこと、不安なお気持ち、よくわかります。

血液検査の結果、甲状腺ホルモンの数値に異常がないということなので、今のところ甲状腺機能低下症の可能性は低いと思われます。ただ、血液検査の数値が正常でも症状が出ることもありますし、他の病気が関係していることもあります。例えば、橋本病という病気が進行すると、甲状腺機能低下症を引き起こすことがあります。

体のだるさや抜け毛は、甲状腺機能低下症以外にもいろいろな原因で起こることがあります。鉄分不足やビタミンDの不足、ストレスや生活リズムの乱れなども考えられます。特に夜勤をされているとのことなので、生活リズムや睡眠不足、ストレスも影響しているかもしれません。

現時点では甲状腺機能低下症の可能性は低いですが、念のため専門医に相談してみるのもよいかもしれません。他の病気の可能性も考えて、必要なら追加の検査を受けると安心です。

ご自宅でできることとしては、規則正しい生活を心がけたり、十分な睡眠をとったり、バランスのよい食事を摂ることが大切です。また、ストレスを減らすためにリラックスできる時間を作ることも心がけてみてください。

【考えられる病気】

  • 鉄欠乏性貧血: 鉄分が不足すると、だるさや抜け毛などの症状が出ることがあります。
  • ビタミンD欠乏症: ビタミンDが不足すると、疲れやすくなったり、免疫力が低下したりします。
  • 副腎不全: ストレスが続くと副腎が疲れてしまい、だるさや集中力の低下が起こることがあります。
  • 自律神経失調症:自律神経のバランスが崩れると、だるさや不眠などの症状が現れることがあります。
  • 更年期障害: ホルモンの変化で、さまざまな不調が出ることがあります。

【受診の目安】

体のだるさや抜け毛が続く場合は、医療機関を受診してみてください。特に日常生活に支障が出るほどの症状がある場合は、早めに受診することが大切です。

【まとめ】

今のところ甲状腺機能低下症の可能性は低いですが、症状が続く場合は医療機関で他の病気の可能性も含めて検査を受けることをおすすめします。規則正しい生活やバランスの取れた食事、適度な運動、ストレスの軽減を心がけてくださいね。お体を大切にしてください。

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