甲状腺機能低下症でチラーヂンSを服用中です。言葉が出てこない症状がある場合、病院に行くべきか?
20代・女性のご相談
甲状腺機能低下症の診断を受けて、チラーヂンSを飲んでいるんですね。甲状腺機能低下症は、体の代謝が落ちてしまう病気で、疲れやすくなったり、集中力が落ちたり、眠くなったり、言葉が出にくくなったりすることがあります。これらの症状は、甲状腺ホルモンのバランスが崩れていることが原因かもしれません。
今の症状が甲状腺機能低下症に関係している可能性が高いですが、ほかにも原因があるかもしれません。例えば、貧血や他のホルモンの問題、ストレスや不安も影響することがあります。認知症を心配されているようですが、若い方では認知症はとても珍しいです。ただ、症状が続くようなら、他の原因を確認するためにお医者さんに相談することが大切です。
すでに病院に行かれたとのことですが、症状が悪化しているようですので、もう一度専門の科を受診して、甲状腺ホルモンの状態を確認してもらうとよいでしょう。チラーヂンSの量を調整する必要があるかもしれません。また、貧血や栄養状態もチェックしてもらうと安心です。
自宅でできることとしては、規則正しい生活を心がけ、しっかりと睡眠をとることが大切です。バランスのよい食事を心がけたり、適度な運動を取り入れたりすることで、体調がよくなることがあります。ストレスを減らすために、リラックスする時間や趣味を楽しむこともおすすめです。
【まとめ】
甲状腺機能低下症の治療中で、言葉が出にくい、集中力が落ちる、眠気がある場合は、甲状腺ホルモンのバランスが崩れているかもしれません。専門の科を再度受診し、ホルモンの状態を確認してもらうことをおすすめします。自宅では、規則正しい生活、バランスのよい食事、適度な運動を心がけてみてください。お近くの医療機関を探す際には、インターネットで検索してみるとよいでしょう。お体を大切にしてくださいね。
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