腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の症状が改善しません。今後の対処法を教えてください。
40代・女性のご相談
腰痛や坐骨神経痛でお困りのことと思います。6月に軽い腰椎椎間板ヘルニアと診断され、リハビリに通っていたものの、症状が改善せず、左足の痛みやしびれ、朝起きたときの背中の痛みが出てきたとのこと、本当に心配ですね。
お仕事の都合でリハビリに通えなくなり、今はストレッチだけをしているとのことですが、症状が悪化しているようですので、もう一度医療機関を受診することをお勧めします。
【次に取るべき行動】
1. 整形外科の再受診
現在の症状を詳しく医師に伝えて、必要であれば画像検査を受け、ヘルニアの状態を再評価してもらいましょう。場合によっては、薬の変更や神経ブロック注射などの治療が必要になることもあります。もし症状が改善しない場合は、手術の可能性についても相談してみてください。
2. リハビリテーションの再開
リハビリはヘルニアの症状改善に効果的です。お仕事の状況を医師に伝え、無理のない範囲でリハビリを続けられる方法を相談しましょう。自宅でできるトレーニングの指導を受けるのも良いですね。
3. デスクワーク環境の見直し
正しい姿勢を保ち、こまめに休憩を取ることが大切です。スタンディングデスクを使うなど、デスクワーク環境を見直すことで、症状の悪化を防ぐことができます。
【日常生活でできること】
- 正しい姿勢を保つ:立っているときは背筋を伸ばし、座っているときは骨盤を立てて座るようにしましょう。
- 適度な運動:ウォーキングや水泳など、無理のない範囲で体を動かすことは腰痛の予防に効果的です。
- ストレッチ:腰や背中のストレッチを定期的に行い、筋肉の柔軟性を保ちましょう。
- 体重管理:腰への負担を減らすため、適正体重を維持することも大切です。
- 禁煙:もし喫煙している場合は、禁煙を考えてみてください。喫煙は血行を悪くし、腰痛を悪化させることがあります。
【まとめ】
腰椎椎間板ヘルニアの症状が悪化しているようですので、整形外科を受診して、ヘルニアの状態を再評価してもらいましょう。他の治療方法の検討や、リハビリの再開、デスクワーク環境の見直しも大切です。日常生活では、正しい姿勢を心がけ、適度な運動やストレッチを続けてくださいね。
お近くの整形外科は、こちらから検索できますので、ぜひご活用ください。お大事になさってくださいね。
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