ウイルス性筋炎と診断されましたが、CK値が高く皮膚筋炎の可能性が心配です。すぐに病院に行くべきでしょうか?
10代・男性のご相談
体がだるくて、首のリンパが腫れたり、食欲がなくなったり、体重が減ったり、手に力が入らなかったり、腕が痛かったり、微熱や咳が出たりしているんですね。
これらの症状は、ウイルスによる筋肉の炎症やリンパの腫れが原因かもしれませんが、他の病気の可能性も考えられます。特に、筋肉の状態を示すCK値がとても高いので、皮膚筋炎や他の筋肉の病気の可能性も完全には否定できません。
皮膚筋炎というのは、筋肉と皮膚に炎症が起こる病気で、早めに診断して治療を始めることが大切です。CK値が高いのは筋肉が傷ついているサインで、そのままにしておくと筋力が落ちて、階段を上るのが難しくなることもあります。
今の症状が悪化していたり、日常生活に支障が出ているようなら、早めに対応することが大切です。
すでに病院に行かれたとのことですが、症状がよくならない場合や悪化している場合は、もう一度受診することをおすすめします。特に、かかりつけの病院を通じて、リウマチや神経の専門医に相談することが重要です。これらの専門医は、筋肉や神経の病気について詳しく診てくれるので、必要な検査や治療を受けることができます。
また、日常生活では無理をせず、ゆっくり休むことが大切です。しっかり休息をとり、栄養バランスのよい食事を心がけてください。水分も忘れずにしっかり摂りましょう。
【まとめ】
体がだるくてCK値が高いことから、皮膚筋炎などの筋肉の病気の可能性があります。症状が悪化しているので、かかりつけの病院を通じてリウマチや神経の専門医を受診することをおすすめします。
日常生活では、無理をせずに安静にし、栄養と水分をしっかり摂ることが大切です。お体を大切にしてくださいね。
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