顎が痛い
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/05/08
「顎が痛い」がどの病気に関連するかAIでチェックする
顎が痛いという症状について「ユビー」でわかること
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「顎が痛い」はどんな症状ですか?
顎が痛いとは
「顎が痛い」に関連する症状はありますか?
「顎が痛い」のQ&A
- A.
顎の痛みのほかに顎を動かすと音がするなどの症状もある場合は顎関節症の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎の付け根には顎の関節があり、顎関節症が考えられます。口の開けにくさや口を開けた時に耳の前で雑音がすることを伴うことが多いです。
顎関節症は、顎関節またはその周囲の筋肉・組織が異常を示し、顎の動きや機能に問題を生じる病状を指します。顎関節症の原因は多岐にわたり、歯の噛み合わせの異常、過度なストレスによる顎関節への負荷、長期の歯ぎしりなどが挙げられます。
ただし、顎の付け根の周囲には耳や耳下腺などがあり、それらの病気によって顎が痛むこともあります。 - A.
耳の下からエラ(下顎角)くらいまでの場所に痛みがあることをいいます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る耳の前にある顎関節からエラと表現される下顎角周囲までの痛みを「顎の痛み」と表現されることが多いです。原因によって痛み方は異なります。
痛み方
ズキズキする鈍い痛みから電撃痛と呼ばれる激しい痛みまでさまざまです。
痛みの起こるきっかけ
噛む、話す、あくびをする、歯を磨く、顔を洗うなど特定の行動で痛みがあらわれることがあります。
進行するスピード
慢性的な病気によるものであれば、数ヶ月単位で徐々に進行していきますが、感染や外傷によるものであれば数日単位で急に症状が悪くなっていきます。
顎の痛みに伴う別の症状
顎の痛みにほかの症状を伴うことがあります。
- A.
顎の痛みが1週間以上続く、腫れや音がある場合は、耳鼻咽喉科もしくは歯科・口腔外科を受診してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎の痛みが続く場合は、病院への受診を検討すべきです。
特に以下の状況に該当する場合は、早めの受診が推奨されます。痛みが1週間以上続く
痛みが慢性化する可能性があり、放置すると悪化することがあります。
顎を動かす際にクリック音がする、開口が困難
これらは顎関節症の典型的な症状であり、専門的な評価が必要です。
腫れや炎症、発熱がある
顎関節や周辺組織の感染症や、他の深刻な問題の可能性があります。
日常生活に支障がある
食事や会話が困難な場合、早急な対処が必要です。
診療科としては、耳鼻咽喉科もしくは歯科・口腔外科がよいでしょう。 - A.
症状が数日で急に進行する場合や、痛みの程度が強く食事などに支障がある場合には早めに受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る症状が数日のうちに進行する場合には顎周囲の急性の炎症に伴う痛みの可能性があり、早めに医療機関を受診しましょう。そのほかにも、痛みの程度が強く、口が開けにくいなど日常生活に支障がある場合も早めの受診が望ましいです。
また、痛みの程度が軽くても1~2週間以上改善ない場合は、一度医療機関を受診することをおすすめします。 - A.
歯科口腔外科もしくは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎が痛い場合、顎や耳周囲の病気の可能性があるため、歯科口腔外科もしくは耳鼻咽喉科を受診しましょう。各診療科でくわしく診察できる場所や得意とする治療が異なり、必要に応じて適切な診療科に紹介となることもあります。
- A.
原因が顎関節症である場合、マッサージや温めることが効果的であることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎周囲には顎の関節や骨、周辺の神経、耳下腺、耳などがあり、それらに生じる病気によって顎が痛むことがあります。
顎の関節を構成する骨や筋肉に異常をきたし、痛みを生じる顎関節症である場合には、以下のようなセルフケアが有効であることがあります。顎関節症のセルフケア
温罨法(おんあんぽう)
ホットパックなどを用いて顎の関節周囲を温めることで、筋緊張の緩和や血流の増加により痛みが和らぎます。
マッサージ
指先を使って、顎やこめかみの筋肉を軽くマッサージすると、筋肉の緊張が和らぎます。痛みを感じない範囲で行いましょう。
ストレス軽減
深呼吸や簡単なリラクゼーション法を試すことで、ストレスによる無意識の歯ぎしりや食いしばりを防ぐ助けになります。
- A.
主な治療法には開口訓練や筋肉をほぐすといったセルフケアや、理学療法、薬物療法、アプライアンス療法などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎関節症の基本治療にはセルフケア、理学療法、薬物療法、アプライアンス療法などがあります。
セルフケア
以下のような顎関節症のリスクとなるような生活習慣の修正を指導します。
- 硬いものの咀嚼
- 長時間の咀嚼
- 楽器の演奏や重量物運搬に伴うくいしばり
- 頬杖
- 重い荷物の片側持ち
理学療法
顎関節周囲をさする、揉む、押すなどのマッサージを行ったり、ホットパックなど用いて組織の温度を上昇させることで、周囲の血流を増加させたり筋緊張や痛みを緩和します。また、口を大きく開くようなストレッチが有効なこともあります。
薬物療法
主に痛みを緩和することを目的に以下のような薬を使用します。
- 非ステロイド抗炎症薬(ロキソプロフェン、ジクロフェナク、ナプロキセン)
- アセトアミノフェン
アプライアンス療法
夜間に歯をマウスピースで保護することで筋肉の緊張の緩和や顎関節の負荷を軽減します。
上記の治療で3ヶ月以上改善しない場合には手術も含めた専門的な治療が必要になることがあります。 - A.
ストレスが原因で歯ぎしりや食いしばりが起こり、顎関節や筋肉に負担がかかり、痛みが生じることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎周囲には顎の関節や骨、周辺の神経、耳下腺、耳などがあり、それらに生じる病気によって顎が痛むことがあります。
あごの関節を構成する骨や筋肉に異常をきたし、痛みを生じる顎関節症は、以下のようなものがリスクとなります。顎関節症の環境的なリスク
- 緊張する仕事
- 多忙な生活
- 対人関係の緊張
これらのストレスが原因で歯ぎしりや食いしばりが起こり、顎関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症を発症することで顎が痛いと感じることがあります。
- A.
主に顎関節症が考えられます。関節リウマチや関節炎など、関節に炎症を起こす病気の場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顎周囲には顎の関節や骨、周辺の神経、耳下腺、耳などがあり、それらの病気によって顎が痛むことがあります。
顎の関節や骨の病気
顎関節や顎関節を構成する骨、筋肉などに変化が生じる顎関節症は顎の痛みの原因として頻度が高いです。また、関節リウマチに伴う顎関節炎、歯周囲の炎症、下顎骨自体の炎症などでも顎の痛みが出現します。
顎のまわりの神経の病気
顔面の感覚をつかさどる神経を三叉神経と呼び、三叉神経に起こった異常で顎周囲に発作的な激しい痛みを生じることがあります。
耳下腺の病気
耳の前には耳下腺と呼ばれる唾液を作る場所があります。おたふく風邪などによる炎症や悪性腫瘍が耳下腺に生じると顎の周囲の痛みを感じます。
耳の病気
耳の奥にある中耳(ちゅうじ)と呼ばれる空間は顎の関節に近いです。そのため、中耳炎などの耳の奥の炎症や腫瘍が進行することにより、顎に痛みが生じることがあります。
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科