
監修者京都大学大学院医学研究科 総合内科
夏バテ(熱疲労)は小児・高齢者・慢性疾患のある方に起きやすく、強い疲労感・食欲不振・めまいなどの初期症状が黄信号です。水分補給と休息が対処の基本です。
かんたんアンケート
1 / 3
記事づくりの参考にします。
体の悩みが気になったとき、まずどうしますか?
ご回答は、サイト利用状況の分析に使う識別子(氏名・連絡先を含まないもの)とあわせて記録し、コンテンツ改善に利用します。広告主に提供するのは集計した割合などの統計値のみで、個々のご回答は提供しません。
夏バテになりやすい人の特徴|小児・高齢者・慢性疾患のある方
夏バテ(熱疲労)は高温環境への長時間の暴露や運動によって、体の冷却能力が追いつかなくなり発生します。症状は突然、または徐々に現れることがあり、特に小児・高齢者・慢性疾患のある方は、身体の応答システムが弱いためなりやすいとされています[Handb Clin Neurol. 2018;157:505-529.]。脱水状態は症状を悪化させる主な要因のひとつです。
夏バテのリスクを高める要因|睡眠不足と蓄積疲労
建設作業員を対象とした熱関連疾患のリスク研究では、年齢・作業場所・最高皮膚温・ウォームアップ直後の心拍数がリスクと正の関連を示しました。特にウォームアップ直後の心拍上昇は、睡眠不足や体調不良による朝の疲労を反映している可能性があり、日々の体調モニタリングが予防に重要と指摘されています[Sci Rep. 2021;11(1):1119.]。
夏バテの初期症状|見逃しやすい体の黄信号
夏バテの初期症状として見られる主な黄信号には、以下のようなものがあります。
- 強い疲労感が続く
- いつもよりもぐったりする
- 少し動くだけで息が切れる
など、普段と違う疲れ方をしていると感じたときが、夏バテの兆候のひとつになります。
夏バテ対策で日常生活の工夫として検討が推奨される点
▶特に重要とされるのは「激しい暑さの中での活動は無理な体力消耗を避ける」ことへの気持ちの切り替えが多くの場合、回復への近道になると考えられています。

ここだけは伝えたいメッセージ
夏バテは「少しけだるい」だけの状態から、放置すると熱中症に発展する可能性もあります。「このくらいは大丈夫」と我慢するより、体が発する信号を素直に受け止めることが大切です。
めまい・吐き気・強い頭痛・高度の発熱(40℃以上)・意識の混濁がある場合は躊躇することなく、救急車の要請や医療機関への受診をご検討ください。
まとめ:夏バテになりやすい人の特徴と初期症状の見分け方
- なりやすい人: 小児・高齢者・慢性疾患のある方・屋外作業従事者・水分が十分に取れない局面にいる方
- 黄信号: 強い疲労感・めまい・吐き気・大量の発汗・食欲不振・顔色が悪くなる感じ
- 若い人でも安心しない: 蓄積疲労・睡眠不足・脱水状態が重なるとリスクが上がる
- 処置の基本: 涼しい場所で休む・水分補給・体の冷却をする
あなたは大丈夫?まずは肥満症かセルフチェック
STEP1
1 / 6・約30秒
20歳のころと比べて、体重は10kg以上増えましたか?
このチェックでわかること
- あなたのBMI(自動計算)
- 「肥満症」にあてはまる可能性の目安

編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
コンテンツ制作・運営ポリシーについて
ユビーウェルネスをGoogleの優先ソースに登録
Googleの「優先ソース」に登録すると、Google検索やAIによる回答(AI Overviews / AI モード)で、ユビーウェルネスの記事が優先的に表示されるようになります。

(参考文献)
Kenny GP, Wilson TE, Flouris AD, Fujii N. Heat exhaustion. Handb Clin Neurol. 2018;157:505-529.
Kakamu T, Endo S, Hidaka T, et al. Heat-related illness risk and associated personal and environmental factors of construction workers during work in summer. Sci Rep. 2021;11(1):1119.









