甲状腺を半分摘出した場合、どのような後遺症がみられますか?疲れやすくなりますか?
甲状腺ホルモンの分泌量が減り、疲れやすくなることもありますが、甲状腺が半分以上残っている場合には治療は必要ないことが多いです。
甲状腺がんなどの治療で甲状腺を摘出し、甲状腺が小さくなると、作られる甲状腺ホルモンの量が減ることになります。
後遺症(手術による合併症)として、甲状腺機能低下により代謝が悪くなり、だるさ、疲労感、食欲がないなどの症状が現れることがあります。まれですが反回神経麻痺を起こし、声がかすれることがあります。
ただし、甲状腺が半分以上残っている場合は、治療は必要ないことが多いです。
もし全摘術を行った場合には、甲状腺ホルモン薬を飲むことにより、甲状腺ホルモンを補う治療を行います。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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