緊張型頭痛の場合、オンラインなどで診察を待たずに受診する方法はありますか?

はい。緊張型頭痛の場合、オンラインなどで診察を待たずに受診する方法はあります。

解説

緊張型頭痛の場合、オンラインなどで診察を待たずに受診する方法はあります。

緊張型頭痛は、長時間のデスクワークによる首の筋肉の張りや、精神的なストレスなどがきっかけとなって、頭痛を引き起こす病気です。

治療としては、鎮痛薬や筋肉の収縮を緩める薬剤などが用いられます。予防療法として、抗うつ薬が用いられることもあります。

緊張型頭痛の診断確定には、他の病気の可能性を否定するためにも、CT検査や血液検査などさまざまな検査を受ける必要がある可能性があります。

オンライン診療サービスを利用することで、定期的なカウンセリングや生活指導、処方箋の交付などを受けることができます。

ただし、オンライン診療を受けるには注意点があります。

初診からのオンライン診療は、原則として「かかりつけの医師(日頃から直接の対面診療を行っているなど、すでに患者さんと直接的な関係がある医師)」が行います。

「かかりつけの医師」以外がオンライン診療を行う場合には、診療前に、医師が患者さんの症状や情報を確認します。適切な診察のためにも、事前の問診には正確に答えることが重要です。

緊急を要する症状(激しい頭痛や吐き気意識障害、麻痺など)である場合など、医師がオンライン診療を行うことが適切でないと判断した場合はオンライン診療を中止し、速やかに対面診療に切り替えます。

初診から麻薬や向精神薬を処方することはできません。また、基礎疾患等の情報が把握できていない患者さんに対する、特に安全管理が必要な薬品(精神神経用剤、糖尿病用剤等)や、8日分以上の処方もできません。

医薬品のなかには、処方に当たって飲み合わせを調整するなど、特に注意を要するものがあります。医師が適切に判断できるよう、現在使用している医薬品(市販薬を含む)について正確に申告する必要があります。

対面で診察を受けたほうがよいかどうか判断が難しい場合にも、オンライン診療サービスを利用し、医師に相談することができます。

公開日

最終更新日

東京頭痛クリニック 脳神経内科

越智 佳奈 監修

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