「若年性特発性関節炎」とはどのような病気ですか?
6週間以上続く原因不明の慢性関節炎で、16歳未満の小児が発症するものです。
若年性特発性関節炎は「16歳未満の小児に生じる6週間以上続く原因不明の慢性関節炎」と定義されており、複数の病気を含む疾患概念です。
大きく7つの病型に分類されます。
- 全身型
- 少関節炎
- リウマトイド因子陽性多関節炎
- リウマトイド因子陰性多関節炎
- 乾癬関連関節炎
- 付着部炎関連関節炎
- 分類不能
各病型ごとにさらに診断が分かれ、病型に合わせて診断・治療を行っていきます。
小児慢性特定疾患情報センターによると、日本における有病率は小児人口10万人あたり約10人であり、まれな病気です。
リウマチ学会の「若年性特発性関節炎患者支援の手引き【第2部】」で、より詳しい情報が得られます。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
Akaluck Thatayatikom et al.“Juvenile Idiopathic Arthritis”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK554605/,(参照 2024-04-11).
難病情報センター.“若年性特発性関節炎(指定難病107)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/3947,(参照 2024-04-11).
研究代表者 森 雅亮.“若年性特発性関節炎患者支援の手引き【第2部】”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/jia-guide/,(参照 2024-04-11).
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