間質性肺炎・肺線維症
公開日:
最終更新日:
間質性肺炎と肺線維症は違う病気ですか?
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
間質性肺炎のうち、肺の線維化が進行したものを肺線維症と呼びます。
間質性肺炎は、肺胞壁が炎症などによって厚くなった状態の総称です。
その中でも、炎症が治る過程などでコラーゲン線維が沈着し、肺が固くなってしまった状態のことを「肺線維症」と言います。
線維沈着が進行すると、胸部CT検査で、牽引性気管支拡張(けんいんせいきかんしかくちょう:線維化によって縮んだ肺胞に引っ張られて気管支が太くなる)や蜂巣肺(ほうそうはい:線維でできた壁をもつ穴が集まってできる)といった所見が見られるようになります。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。