卵巣のう腫になりやすいのはどんな人ですか?
卵巣のう腫にも様々な種類があり、一概にどのような人に見つかりやすいといったことはありません。卵巣のう腫は誰にでも見つかる可能性があるものです。
卵巣のう腫にもさまざまな種類があり、一概に「卵巣のう腫が見つかりやすい人」を特定することは困難です。
誰にでも見つかる可能性がある病気と考えられます。
一方で、一部の卵巣のう腫はリスク因子や原因が明らかになっているものもあります。
例えば、チョコレート嚢胞(卵巣子宮内膜症性嚢胞)は内膜症が原因となるため、既に内膜症がある方は特に注意が必要です。
また、家族歴がある方や、出産回数がない方・少ない方なども注意が必要です。
また、卵巣のう腫は比較的若い方にも多く、例えば10歳代から30歳代の若い女性に見つかることが多い成熟嚢胞性奇形腫という卵巣のう腫もあります。
成熟嚢胞性奇形腫は良性の卵巣のう腫ですが、内部に骨や脂肪、髪の毛などが含まれており、ねじれの原因になりやすい卵巣のう腫です。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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