卵巣のう腫の場合、主にどのような治療をしますか?
治療が不要な場合もありますが、必要な場合は手術を行うことが多いです。
症状を伴わない卵巣のう腫の場合には、特に治療を必要としないこともあります。
治療の緊急性が乏しいのは、以下のような卵巣のう腫です。
- 悪性を示唆する所見が乏しい
- 大きさが小さい (通常4~5cm程度以下のものは小さいと表現します)
- 増大傾向が乏しい
上記をすべて満たす場合には、慎重な経過観察も選択肢となることが多いでしょう。
一方で、これらを満たさない場合や、痛みなどの症状がある場合には、外科的な治療を考慮します。
卵巣をできるだけ温存して、のう腫部分だけを切除する方法と、卵巣・卵管などの付属器をまとめて切除してしまう方法があります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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