皮膚線維腫が悪性である可能性はありますか?
良性で悪性化しませんが、極めてまれに転移する特殊型や、見た目が似た別の悪性腫瘍である可能性があります。
【基本的には良性です】
通常の皮膚線維腫は良性のできものであり、そのまま様子を見ても、時間が経って悪性(がん)に変化することはありません。
【ごくまれな特殊なタイプ】
皮膚線維腫にはいくつかの特殊なタイプ(亜型)が存在します。その一部は再発しやすく、ごくまれに他の場所に転移したという報告もあります。
ただし、これは普通の皮膚線維腫が途中で悪化したわけではなく、最初からそうした特殊なタイプであったと考えられています。
【似ている悪性の病気に注意】
最も注意が必要なのは、皮膚線維腫だと思っていたものが、実は別の悪性の病気であるケースです。
たとえば、隆起性皮膚線維肉腫(DFSP)という悪性腫瘍や、色が濃い場合は悪性黒色腫(メラノーマ)というがんが、皮膚線維腫と非常によく似た見た目になることがあります。
しこりが急に大きくなる、えぐれる、形が非対称であるなどの変化が見られる場合は、これらの悪性腫瘍ではないかを確認するため、皮膚科で検査を受けることが大切です。
皮膚線維腫について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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