手のひらに内出血ができる原因は?毛細血管拡張症は何科を受診する?自力で治せる?
毛細血管拡張症について、特に知りたいことは何ですか?
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毛細血管拡張症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
毛細血管拡張症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まずは皮膚科を受診しましょう。治療目的や原因により美容皮膚科や形成外科も選択肢です。
【基本は皮膚科へ】
皮膚の赤みや血管の浮き出しが気になったら、まずは皮膚科の医師に相談してください。医師は血管の形、場所、広がり方や、他の症状がないかを見て診断します。
【治療を希望する場合】
赤みを消すためのレーザー治療などは、日本では美容目的とみなされ、保険が使えない自費診療になることが多いです。そのため、美容目的の治療を行っている美容皮膚科や形成外科を受診することが勧められます。
【別の病気が原因の場合】
まれに肝臓の病気や膠原病(こうげんびょう)など、体の内側の病気が原因で血管が広がることがあります。その場合は、内科などの専門医と連携して治療することになります。また、目の症状(充血など)を伴う場合は、眼科での治療が必要になることもあります。
(参考文献)
Ruchi Gupta et al.“A clinical approach to diagnose patients with localized telangiectasia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25951904/,(参照 2026-02-04).
.“尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023”..https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf,(参照 2026-02-04).
手のひらに内出血ができる原因は何ですか?
手のひらに内出血ができる原因は何ですか?
外部からの衝撃や圧力がかかった場合のほか、アッヘンバッハ症候群の可能性が考えられます
手のひらに内出血が起こる原因はいくつか考えられます。最も一般的なものは、手を使う作業中などに強い衝撃や圧力がかかることによる「打撲・外傷」です。しかし、ぶつけた覚えがないのに突然内出血が起こり、痛みやしびれを伴う場合、「アッヘンバッハ症候群」という特定の病態の可能性があります。
【アッヘンバッハ症候群の特徴】
- 外傷や血液の異常がないのに突然発症します。
- 突然ズキッとした痛みがあり、気づくと指や手のひらが紫色になっています。
- 痛みやしびれ、つっぱりといった異常な感覚が生じ、内出血ができます。
この病気の原因としては、加齢に伴い局所の血管がもろくなっていることが疑われており、本人が気づかないようなわずかな刺激で微小な血管が壊れ、内出血を起こすのではないかと考えられています。この症状は示指や中指に多く見られ、50代以降の女性に多く認められます。一般的に治療は必要ありませんが、血液が固まりにくくなる他の病気の可能性を評価することが重要です。
(参考文献)
スポーツ損傷シリーズ.“スポーツ外傷の応急処置(RICE処置)”.日本整形外科学会.https://jsoa.or.jp/content/images/2023/05/s03.pdf,(参照 2025-11-07).
.“「骨折」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる”.日本製芸外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprain.html,(参照 2025-11-07).
.“血友病とは?”.クロスハートクラブ.https://www.jbpo.or.jp/crossheart/,(参照 2025-11-07).
.“肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)”.日本消化器学会・日本肝臓学会.https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/kankouhen2020_re.pdf,(参照 2025-11-07).
毛細血管拡張症を自力で治す方法はありますか?
毛細血管拡張症を自力で治す方法はありますか?
自力で完治させる方法はなく、悪化を防ぐスキンケアやメイクでのカバーが中心となります。
【自力で消すのは難しい】
残念ながら、一度広がってしまった血管をセルフケアだけで元に戻すことは困難です。日本では、赤みの原因となる血管に効く塗り薬や飲み薬で推奨されているものはなく、治療には医療機関でのレーザー照射などが一般的です。
【悪化させないケア】
予防とカバーが中心です。
- 紫外線対策:日焼け止めや帽子などで、血管を広げる原因となる紫外線を防ぎます。
- スキンケア:低刺激の洗顔料や保湿剤を使い、肌をこすらず優しく洗うことが推奨されています。
【生活習慣とメイク】
顔が赤くなる原因(急激な温度変化、アルコール、辛い食べ物など)を避けることが重要です。また、緑色のコントロールカラーなどのメイクを活用して赤みを目立たなくすることで、ストレスの軽減につながります。
(参考文献)
Ruchi Gupta et al.“A clinical approach to diagnose patients with localized telangiectasia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25951904/,(参照 2026-02-04).
.“尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023”..https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf,(参照 2026-02-04).
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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