大腿骨頭壊死で人工股関節になった場合、肉体労働をしても大丈夫ですか?
一般的には術後3〜4ヶ月から可能ですが、個々の状況で異なります。必ず主治医と相談してください。
大腿骨頭壊死で人工股関節置換術を受けた場合、主治医とのご相談のうえ、十分に回復すれば肉体労働に復帰することは可能です。
人工股関節置換術は、手術の方法にもよりますが一般的に筋肉の回復までの期間が短い手術方法です。しかし、金属と骨が安定するまでにはある程度の期間を要するため、それまでには重労働は避けたほうが良いと考えられています。
引っ越し業務や工事現場作業で積極的に重量物を運ぶ作業については3~4ヶ月の期間を要することもあります。
ほとんどの職務に復帰が可能と考えられていますが、この手術の問題のひとつとして脱臼という合併症の可能性があります。例えば、高所作業や船の上での作業など、脱臼が生命に直結する仕事については慎重になる必要があります。具体的な休職期間については、主治医に十分に話を聞くようにしましょう。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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