大腿骨頭壊死で人工股関節置換術を受けた後、いつから仕事に復帰できますか?
座り仕事の場合は術後2〜4週間、立ち仕事の場合は術後1〜2ヶ月で復帰する人が多いです。
大腿骨頭壊死において人工股関節置換術をうけた後、職場復帰までの期間は、個人の回復状況や復帰時の仕事内容により異なります。
人工股関節置換術は、手術の方法にもよりますが一般的に筋肉の回復までの期間が短い手術方法です。しかし、落ちてしまった筋力を鍛えなおすことや動く幅が狭くなってしまった股関節を緩めるためには、手術後のリハビリが重要です。また、金属と骨が安定するまでにはある程度の期間を要するため、それまでには重労働は避けたほうが良いと考えられています。
仕事の内容によって身体へかかる負担が異なるため、復帰までの期間が変わります。一般的なデスクワークで重量物を運ばないのであれば、手術後3~4週間で復帰できる場合があります。営業職や飲食業などで歩き回る時間が長い場合には、1~2ヶ月の期間を要することが多いです。
引っ越し業務や工事現場作業で積極的に重量物を運ぶ作業については、3~4ヶ月の期間を要することもあります。
具体的な休職期間については、手術前の状況を含め、個々の身体の状況によって異なります。主治医に十分に話を聞くようにしましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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