菌腫の場合、主にどのような治療をしますか?
主に抗菌薬や抗真菌薬による薬物治療が行われます。
菌腫の場合、主に抗菌薬や抗真菌薬による薬物治療が行われます。進行している場合には感染部位の外科的切除切断が必要な場合もあります。
菌腫(マイセトーマ)は、足などにできた傷口から細菌や真菌などの微生物が侵入し、皮下組織で緩徐に増殖することで発生する病気です。
細菌や真菌などが主な原因となるため、初期であれば、菌の種類に応じた抗菌薬や抗真菌薬を投与することで治癒が期待できます。
ただし、進行すると、骨や筋肉などに不可逆的なダメージを与え、感染部位の変形や機能障害などを引き起こす可能性があります。その場合には、感染部位の外科的切除切断が必要になる可能性もあります。
日本ではあまり一般的な病気ではなく、中南米やアフリカ、南アジアなどの熱帯~亜熱帯地域で問題となっています。これらの国に渡航歴があり、傷口周辺の皮膚の膨らみなどの症状がみられる場合には、一度医療機関を受診するようにしましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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