菌腫には初期症状はありますか?
はい。痛みのない皮膚の膨らみや、クレーター状の皮膚の凹凸、分泌液の排出などの症状が現れます。
菌腫(マイセトーマ)の初期症状としては、痛みのない皮膚の腫れや、クレーター状の皮膚の凹凸、分泌液の排出などがみられます。
菌腫は傷口から細菌や真菌などの微生物が侵入し、皮下組織で増殖することで発生する病気です。
増殖は一般的に緩徐であるため、初期は痛みがなく、皮膚の異常や分泌液の排出などの症状のみが現れます。
病気が進行し、感染が筋肉や骨にまで広がると、痛みが生じ、感染部位の変形や機能障害などを引き起こす可能性があります。
さらに、全身に感染が広がると、悪寒や発熱、意識障害などを引き起こし、命に関わる可能性があります。
日本ではあまり一般的な病気ではなく、中南米や南アジア、アフリカなどの地域で問題となっている病気なので、これらの地域に渡航歴があり、皮膚に異常がみられる方は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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