肛門の周りがぷにぷにするのはいぼ痔ですか?
いぼ痔(内痔核)以外にも、直腸脱、肛門ポリープ、肛門がんなど、肛門付近にでっぱりやしこりを感じる病気があります。まずは病院を受診して診察を受けましょう。
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最終更新日:
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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いぼ痔(内痔核)
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「いぼ痔(内痔核)」とはどのような病気ですか?
痔核とは、肛門の粘膜・皮膚の下にあるやわらかい組織が徐々に大きくなり、出血などの症状を起こす状態になったものです。肛門の粘膜側にできた痔核を内痔核といいます。
いぼ痔(内痔核)の原因や考えられる症状には何がありますか?
長時間座る、トイレで強くいきむなどの生活習慣が原因と考えられています。主な症状は出血、脱出、かゆみです。
いぼ痔(内痔核)には初期症状はありますか?
肛門からの出血、いきんだときに膨らんだいぼがお尻の穴の外側にとびでること(脱出)が主な初期症状です。
いぼ痔(内痔核)の場合、主にどのような治療をしますか?
大きく分けて保存的治療と外科的治療があります。保存的治療には生活習慣の改善と薬物療法、外科的治療には結紮切除術、ゴム輪結紮法、硬化療法、分離結紮法があります。
いぼ痔(内痔核)が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
肛門科または消化器外科を受診しましょう。肛門からの出血、肛門のしこりやいぼなどの症状があれば、まずは受診して診察を受けましょう。
いぼ痔(内痔核)のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
いぼ痔はどれくらいで治りますか?
いぼ痔の大きさ、重症度、治療内容によって違います。
いぼ痔では排便の際に気を付けることはありますか?
便秘にならないように、十分な水分と食物繊維をとりましょう。トイレで強くいきむことは避けてください。
いぼ痔は自然に治りますか?
いぼ痔は自然に治りません。生活習慣の改善や薬物療法によって症状が和らぐこともありますが、正しい診断と適切な治療のためには、まず病院を受診しましょう。
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