乾癬ではどのような検査を行いますか?
皮疹(ひしん)の一部を切り取って顕微鏡で見る検査を行います。関節炎の疑いがあれば、レントゲン検査、超音波検査、MRI検査なども行います。
診断においては、症状の出ている箇所を目視して診察する(視診)ほか、皮疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)の一部を切り取って顕微鏡で見る皮膚生検も、必要に応じて行います。
また、関節炎の疑いがあるときは、骨の変形や骨吸収がないかをX線検査で確認するほか、付着部炎(隣接する組織の炎症)が見られないかを超音波検査やMRI検査などで確認します。
乾癬の診断が下ったあとは、実際に行っていく治療法に応じて、必要な検査を追加で実施します。
抗体治療を行う場合、結核や肝炎ウイルスにかかっていないか確認するために、血液検査や胸部レントゲン検査、CT検査などを行います。
また、コレステロールや血糖値、血圧などの検査も実施します。
一般内科
宮村 智裕 監修
(参考文献)
小宮根真弓,多田弥生,森田明理. 困ったときに役立つ STEP UP 乾癬診療. メディカルレビュー社, 2019.
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