乾癬(膿疱性乾癬を除く)
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更新日:2024/03/28
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乾癬(膿疱性乾癬を除く)について「ユビー」でわかること
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乾癬(膿疱性乾癬を除く)と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
肌が乾燥している
- 自覚した時期
- 1-7日前から
乾癬(膿疱性乾癬を除く)とはどんな病気ですか?
「乾癬」とは、銀白色のフケのようなものをともなう赤い斑点が全身に出る病気で、特に頭部、ひじ、ひざ、おしりに出やすいです。乾癬になると、赤い斑点のような皮疹が全身に生じ、かゆみや爪の変形が出現したり、関節炎になったりすることもあります。皮疹が出たら皮膚科を受診しましょう。
乾癬(膿疱性乾癬を除く)の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
乾癬(膿疱性乾癬を除く)への対処法は?
皮ふに刺激が加わると発疹ができやすいので、こすったりしないようにすることが大切です。塗り薬が基本ですが、紫外線や注射の治療をすることもあります。長期にわたり繰り返す病気なので、皮ふ科に通院しましょう。
乾癬(膿疱性乾癬を除く)の専門医がいる近くの病院はありますか?
乾癬(膿疱性乾癬を除く)の専門医がいる病院を見る乾癬(膿疱性乾癬を除く)のQ&A
- A.
乾癬性関節炎による痛みは第一関節にでますが、通常複数の関節に生じます。正確な診断には受診が必要です。
解説乾癬に合併する「乾癬性関節炎」では、指の第一関節を中心に痛みなどの症状が現れるため、この病気である可能性は否定できません。しかし、基本的には複数の関節に症状が現れる病気のため、指が一本だけに症状が現れるケースは少ないと思われます。
また、乾癬性関節炎は、乾癬の皮膚症状が先行して現れていることがほとんどですので、診断には皮膚症状の確認が必要となります。
指の第一関節に痛みや炎症が起こる病気は他にも多数あり、例えば変形性関節症があります。また、関節に痛みを生じる病気としては関節リウマチや痛風等もあり、細菌やウイルス感染の可能性もありえます。
正確な診断には医師の診察が必須となりますので、必要に応じて整形外科などの医療機関を受診してください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本リウマチ学会.“乾癬性関節炎(PsA)”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/kansenseikansetsuen/,(参照 2024-10-04).
日本皮膚科学会.“乾癬性関節炎診療ガイドライン2019”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/PsAgl2019.pdf,(参照 2024-10-04). - A.
ケブネル現象は、乾癬など皮膚疾患がある方の健康な皮膚に刺激が加わると、原疾患と同じ皮疹がでる現象です
解説「ユビー病気のQ&A」を見るケブネル(Köbner)現象は、乾癬やサルコイドーシス、扁平苔癬(へんぺいたいせん)といった皮膚疾患がある方の健康な皮膚に刺激が加わった後に、原疾患と同じ皮疹がでてしまう現象のことです。
乾癬の患者さんは、刺激を受けやすい部位(頭皮や、肘・膝、殿部など)に症状がでやすいのですが、この理由もケブネル現象によるものと考えられます。また、衣服の擦れなどでもこの現象が起こる可能性があるため、日常生活でもできる限り刺激を与えない工夫が大切です。
また、皮膚だけでなく、他の臓器にもケブネル現象が起こることがあります。例えば、乾癬の患者さんで合併する乾癬性関節炎はその一例と考えられています。 - A.
脂漏性皮膚炎や類乾癬など乾癬と似た症状の病気は複数あり、診断には医師の判断が必要とされています。
解説乾癬は、脂漏性皮膚炎や類乾癬、白癬(水虫)など複数の皮膚疾患と症状が似ており、見た目だけでは区別が難しいことがあります。ここでは、乾癬と間違えやすい病気の特徴や診断方法について解説します。
乾癬と似た症状が出る病気
乾癬は、銀白色のかさぶたのような鱗屑(りんせつ)を伴い、境界がはっきりした赤い盛り上がり(紅斑)が全身に現れる皮膚の病気です。こうした症状は乾癬以外の病気でも見られることがあるため、見た目だけで区別することが難しい場合があります。
乾癬と脂漏性皮膚炎の違い
脂漏性皮膚炎は、乾癬と特に間違えやすい病気のひとつです。どちらも頭皮に赤みやフケのような症状が出ることがありますが、脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多い部位(頭皮・顔・わきの下など)に現れやすいのが特徴とされています。一方、乾癬の鱗屑はより厚く銀白色で、境界が明瞭である点が異なるとされています。
乾癬と間違えやすいその他の皮膚の病気
乾癬と似た症状を起こす可能性がある病気には、以下のようなものがあります。
- 類乾癬:名前は似ていますが、乾癬とは異なる病気で、皮膚のリンパ球増殖性疾患に分類されます
- 白癬(水虫):最も多い部位は足ですが、体部や頭皮にも環状の赤い発疹が出ることがあり、爪の変化も乾癬の症状と似ることがあります
- ジベルばら色粃糠疹(ひこうしん):体幹にうろこ状の赤い斑点が広がる病気です
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう):手のひらや足の裏に膿疱(膿を持った水ぶくれ)ができる病気で、膿疱性乾癬との区別が難しいことがあります
乾癬の診断方法
乾癬には確定診断のための特定の検査はなく、医師が皮疹の見た目や病歴(いつからどのように症状が出はじめたかなど)を総合的に判断して診断します。ほかの病気との区別が難しい場合には、皮膚の一部を麻酔して採取したものを詳しく調べる皮膚生検(病理組織検査)が行われることがあります。皮膚に気になる症状が続くときは、早めに皮膚科など医療機関への受診をご検討ください。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る公益社団法人日本皮膚科学会『皮膚科Q&A 乾癬 Q1 乾癬はどういう病気ですか?』https://qa.dermatol.or.jp/qa14/q01.html,(参照 2026-08-14).
公益社団法人日本皮膚科学会『皮膚科Q&A 乾癬 Q10 どんな検査をしますか?』https://qa.dermatol.or.jp/qa14/q10.html,(参照 2026-08-14).
難病情報センター『膿疱性乾癬(汎発型)(指定難病37)』https://www.nanbyou.or.jp/entry/455,(参照 2026-08-14).
Gisondi P, Bellinato F, Girolomoni G. Topographic Differential Diagnosis of Chronic Plaque Psoriasis: Challenges and Tricks. J Clin Med. 2020;9(11):3594. - A.
「鱗屑(りんせつ)」は皮膚の最も外側の角質が白く見えるもので、「落屑(らくせつ)」は鱗屑が皮膚から剥がれ落ちることです。
解説「鱗屑(りんせつ)」は皮膚の最も外側にある角質が白く見えるもので、「落屑(らくせつ)」は鱗屑が皮膚から剥がれ落ちることです。
ともに、いくつかの皮膚疾患が進行する途中で現れる症状です。例えば乾癬では、皮膚が赤く盛り上がり(紅斑)、表面が銀白色になり(鱗屑)、しだいに表面が剥がれ落ちてくる(落屑)といった経過をたどります。
鱗屑や落屑を伴う皮膚疾患は数多くあり、例えばアトピー性皮膚炎、魚鱗癬(ぎょせんりん)などがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る出光 俊郎ら、鱗屑、medicine,57(11): 1840-1842 2020
日本皮膚科学会.“Q1乾癬はどういう病気ですか?”.皮膚科Q&A.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa14/q01.html,(参照 2024-10-04).
公益社団法人日本皮膚科学会.魚鱗癬(ぎょりんせん)(魚鱗癬様紅皮症とその他の重症魚鱗癬) Q1 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa33/q01.html(参照 2024-10-04)
公益社団法人日本皮膚科学会.アトピー性皮膚炎 Q4 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会).公益社団法人日本皮膚科学会,https://www.dermatol.or.jp/qa/qa1/q04.html(参照 2024-10-04) - A.
乾癬では、頭皮に赤い斑点と白色のかさぶた(鱗屑)が現れ、かゆみを伴うことがあります。
解説乾癬では、頭皮などのこすれやすい部分に、赤みやぶつぶつが現れ(皮疹)、表面が銀白色のかさぶた状(鱗屑)で盛り上がりのある赤い斑点が現れます。
鱗屑は、皮膚の最も外側にある角質が白く見えるもので、やがてぽろぽろと剥がれ落ちてフケのように見えます。それぞれの皮疹の大きさや形はさまざまですが、くっついて、大きな皮疹になる場合もあります。
頭部に乾癬の症状が現れる割合は50~80%であり、治りにくい部位でもあります。また、頭部に症状が現れる患者さんの約80%がかゆみを訴えるとされています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る安部正敏ら、頭部の尋常性乾癬治療における新しい「治療評価基準」の検討、日臨皮会誌:37(4),478-487,2020
日本皮膚科学会.“Q1乾癬はどういう病気ですか?”.皮膚科Q&A.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa14/q01.html,(参照 2024-10-04). - A.
皮疹(ひしん)が出たら皮膚科を受診しましょう。
解説皮疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)が出たら、なるべく早く皮膚科を受診しましょう。
受診先では、症状を具体的に伝えることが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る小宮根真弓,多田弥生,森田明理. 困ったときに役立つ STEP UP 乾癬診療. メディカルレビュー社, 2019.
- A.
高血圧や脂質異常症、糖尿病のほか、眼の中に炎症を起こす病気を合併しやすくなります。
解説肥満の方は、脂肪細胞からつくり出される物質が皮膚の炎症を促してしまうため、乾癬の発症リスクが高まると考えられています。
そのため、乾癬の患者さんは肥満を合併しているケースが多く、高血圧や脂質異常症、糖尿病も合併しやすい傾向にあります。
また、乾癬そのものが全身の炎症を促してしまうことが、他の病気のリスクになると考えられています。
具体的には、ぶどう膜炎や炎症性腸疾患、肝臓・腎臓の疾患、抑うつなどについて、乾癬との関連が指摘されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る小宮根真弓,多田弥生,森田明理. 困ったときに役立つ STEP UP 乾癬診療. メディカルレビュー社, 2019.
日本皮膚科学会. “Q12日常生活上の注意は何ですか?”. 皮膚科Q&A. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa14/q12.html, (参照 2022-08-05). - A.
赤い斑点のような皮疹(ひしん)が全身に生じます。かゆみや爪の変形が出現したり、関節炎になったりすることもあります。
解説頭やひじやひざ、おしりなどのこすれやすい場所に皮疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)が起こり、銀白色の鱗屑(りんせつ)をともなう紅斑(盛り上がったような赤い斑点)が出現します。
(鱗屑とは、角質が目に見えるかたちではがれ落ちて、皮膚がかさかさになった状態のことです。)
皮疹が全身のあちこちに広がることで、紅皮症(皮膚の赤みが全身に広がった状態)に至ることもあります。
また、かゆみや爪の変形(爪乾癬)をともなうこともあるほか、全症例の15〜20%について、関節の炎症(乾癬性関節炎)の発生も報告されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る小宮根真弓,多田弥生,森田明理. 困ったときに役立つ STEP UP 乾癬診療. メディカルレビュー社, 2019.
日本皮膚科学会. “Q12日常生活上の注意は何ですか?”. 皮膚科Q&A. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa14/q12.html, (参照 2022-08-05).
乾癬(膿疱性乾癬を除く)と似た病気をチェック
乾癬(膿疱性乾癬を除く)について、医師からのよくある質問
- 皮ふのどこかに厚くザラザラしている部分がありますか?
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 皮ふにコブ状のものがある、または触れますか?
- 肌に牡蠣の殻のようにガサガサしている部分がありますか?
- 頭皮に赤くなっている部位がありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科