皮ふが赤くなっている
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/04/15
「皮ふが赤くなっている」がどの病気に関連するかAIでチェックする
皮ふが赤くなっているという症状について「ユビー」でわかること
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「皮ふが赤くなっている」はどんな症状ですか?
皮ふが赤くなっているとは
「皮ふが赤くなっている」に関連する症状はありますか?
「皮ふが赤くなっている」のQ&A
- A.
白癬菌(水虫)、カンジダ菌、マラセチアなどにより皮膚炎が起こることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る水虫(白癬)は代表的な真菌(カビ)による皮膚病です。
最もできやすい部位は手や足ですが、体や陰部などにできることもあります。
伝染するため、適切に治療を受ける必要があります。
そのほかにも、カンジダ菌、マラセチアなどの真菌(カビ)も皮膚炎を起こします。 - A.
睡眠不足や栄養バランスが崩れると、肌のバリア機能が低下して水分も失われます。その結果、湿疹ができることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る睡眠不足や栄養バランスの崩れにより、肌のバリア機能が低下して水分も失われます。その結果、皮膚が刺激に対して過剰に反応し、湿疹が起こります。ストレスだけが原因ではありませんが、ストレスも関係していると言えます。
- A.
食事のバランス不良や睡眠不足、衣類による擦れ、エアコンなどによる乾燥、アレルギーなどが原因として考えられます。また細菌やウイルス感染なども原因になります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のようなことが原因となる場合があります。
皮膚のバリア機能の低下
栄養バランス不良、睡眠不足、乾燥などで肌が荒れているため、外部からの刺激に対して過剰に反応しやすくなります。
外部からの刺激
衣服やマスクのこすれによる刺激、金属やゴムなどアレルギー反応を起こす物質との接触などがあります。
細菌感染
具体的に以下のような感染症があげられます。
細菌による感染症
ウイルスによる感染症
- 単純ヘルペス
- 帯状疱疹
真菌(カビ)による感染症
- 白癬(水虫)
ホルモンバランスの乱れ
特に思春期は、ホルモンバランスの乱れにより皮脂が過剰に分泌されるため、肌が荒れやすくなります。
薬の影響
ステロイド薬など、特定の薬を内服している場合に、にきびができやすくなったり肌が荒れやすくなることがあります。
- A.
皮膚に炎症が起こり、毛細血管が拡張することで皮膚が赤くなります。そのほか丘疹(皮膚のブツブツ)や水疱(水ぶくれ)ができた時も赤くなります。
解説皮膚が赤くなった状態を紅斑(こうはん:皮膚がまだら状に赤くなっている状態)と呼びますが、毛細血管が拡張することにより起こります。皮膚の炎症などが起こり血流が増えています。かゆみを伴うことが多いです。
炎症が強く、血液の成分が血管の外に漏れ出してくると赤みに加え膨らみを生じて丘疹というものになります。また、炎症により皮膚の一番表面に水がたまったものを水疱といいます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会.“接触皮膚炎(かぶれ)とはどんな病気ですか?”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa4/q02.html,(参照 2024-05-08).
日本皮膚科学会.“皮膚科Q&A”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa,(参照 2024-05-08). - A.
運動や入浴などで汗をかいたときに出る場合や、かゆみのほかにピリピリした痛みを伴う場合はコリン性蕁麻疹の可能性があります。
解説発汗をつかさどるアセチルコリンという神経伝達物質が関与します。
3~5mmの小さな赤い皮疹がたくさんでき、数分から2時間以内に消失します。
通常は夏の暑い時期に症状が出やすいと言われますが、冬季の運動や入浴で悪化することもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る田辺三菱製薬.“コリン性蕁麻疹とは”.ヒフノコトサイト.https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1234,(参照 2024-05-08).
- A.
丸くて赤く盛り上がった皮疹が、からだや四肢に対称性にあらわれた場合、多形紅斑の可能性があります。
解説多形紅斑は、丸くて盛り上がった赤い皮疹が、からだや四肢にあらわれます。
ひとつひとつの皮疹は、周辺が盛り上がり中心がへこみ、射撃の標的のような形になることがあります。
重症の場合、目や口、陰部(デリケートゾーン)の粘膜がただれる症状が起こり、体全体の皮膚がやけどのようにめくれてしまい、命に関わることがあります。
原因はさまざまですが、薬剤性やウイルス、細菌感染によるものが多いです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る嵯峨 賢次.“ひふの病気”.日本臨床皮膚科医会.https://plaza.umin.ac.jp/~jocd/disease/disease_22.html,(参照 2024-05-08).
- A.
全身に小さな赤い膨らみや水膨れがたくさんできる場合は水疱瘡の可能性があります。正式には「水痘」と言います。
解説水痘は、水痘ウイルスに感染することにより起こる感染症です。全身に小さい水ぶくれ(水疱)ができ、発熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。通常、子供に発生することが多いですが、まれに大人にも起こることがあります。水ぶくれは、かさぶたになり最終的に治癒します。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会.“皮膚科Q&A”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa,(参照 2024-05-08).
日本皮膚科学会.“水痘はどのような症状ですか?”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa40/q13.html,(参照 2024-05-08). - A.
皮膚の一部が突然赤くなり、かゆみを伴ってくっきりと盛り上がりますが、しばらくすると消えてしまう場合は、蕁麻疹の可能性があります。
解説蕁麻疹は、皮膚の一部が突然赤くなり、かゆみを伴いくっきりと盛り上がります(膨疹)。ひとつひとつの膨疹は24時間以内に消えてしまうことが特徴です。すぐに治まることもありますが、まれに数ヶ月以上症状が持続することもあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会.“皮膚科Q&A”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa,(参照 2024-05-08).
日本皮膚科学会.“「じんましん」ってどんな病気ですか?”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa9/q01.html,(参照 2024-05-08). - A.
強いかゆみを伴う発疹がある場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。
解説アトピー性皮膚炎は、全身のかゆみと皮膚の発赤を特徴とします。特にアレルギー体質を持つ方が皮膚の乾燥や、皮膚炎が長期的に続く場合は、アトピー性皮膚炎の可能性を考えなければなりません。
症状で困っている場合は、受診を検討しましょう。
アトピー性皮膚炎についてはこちらをご参照ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る泉 学.“発疹”.恩賜財団済生会.https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/rash/,(参照 2024-05-08).
藤田医科大学 総合アレルギーセンター.“アトピー性皮膚炎の症状”.藤田医科大学 総合アレルギーセンター.https://www.fujita-hu.ac.jp/general-allergy-center/information-station/atopic_dermatitis.html,(参照 2024-05-08). - A.
アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎(かぶれ)、蕁麻疹やニキビ、乾癬など非常にたくさんの病気が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいわゆるかぶれや細菌、真菌(カビ)などの外的な要因による皮膚炎と、それ以外が原因になるものに分類できます。
局所的な要因
- 接触皮膚炎(金属やおむつかぶれなど、いわゆるかぶれ)
- 感染症(細菌、ウイルス、真菌(カビ)、にきびも含まれます)
全身の病気
など
- A.
数十分から数時間で改善することが多いですが、1日程度続くこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る食物アレルギーにより蕁麻疹が出た場合、通常数十分から数時間、長くても1日程度で改善します。
食物アレルギーは、本来無害な食べ物を体の免疫システムが異物と勘違いし、免疫反応が過剰に働いてしまう現象で、原因物質を避けることが大切です。
子供の場合、鶏卵、小麦、牛乳が原因となることが多いです。しかし、問診や検査などでしっかり原因を特定し、患者さんの年齢や重症度などを考慮して、専門の医療機関で治療を受ける必要があります。 - A.
1日3食バランスの良い食事と十分な睡眠をとりましょう。肌を保湿し、肌ざわりの良い衣類を選びましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る皮膚のもつバリアとしての機能が低下しないように、体調を整えることが重要です。
バランスの良い食事、十分な食事、十分な睡眠、が重要です。
さらに、皮膚が乾燥気味の場合は、毎日保湿を行い、肌への刺激が少ない綿などの衣類を選ぶことも重要です。
また、普段肌につける化粧水や乳液、化粧品、日焼け止めについても、皮膚に刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。
これらは皮膚科の医師が相談にのれますので、お困りの場合は受診をして相談するようにしましょう。 - A.
原因にもよりますが、保湿剤やステロイドの外用薬を用いることが多いです。
解説特に赤くかゆみがあり、炎症がある場合はステロイド外用薬が有効なことが多いです。
単純に乾燥だけが原因であれば、保湿剤のみで改善することもあります。
ステロイドの塗り薬は塗る量や期間などが重要です。そのため、皮膚科を受診し指示をしっかり守るようにしてください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る泉 学.“発疹”.恩賜財団済生会.https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/rash/,(参照 2024-05-08).
藤田医科大学 総合アレルギーセンター.“アトピー性皮膚炎の症状”.藤田医科大学 総合アレルギーセンター.https://www.fujita-hu.ac.jp/general-allergy-center/information-station/atopic_dermatitis.html,(参照 2024-05-08).
藤田医科大学 総合アレルギーセンター.“アトピー性皮膚炎の治療”.藤田医科大学 総合アレルギーセンター.https://www.fujita-hu.ac.jp/general-allergy-center/information-station/treatment.html,(参照 2024-05-08). - A.
皮膚科を受診しましょう。
解説以下のようなときは、アナフィラキシーショックや危険な感染症の可能性があるので、すぐに救急科や皮膚科を受診することが必要と考えられます。
そうでない場合は、皮膚科で診てもらうことが望ましいです。
受診した際に医師に説明したほうがよいことを確認し、受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会.“皮膚科Q&A”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa,(参照 2024-05-08).
日本皮膚科学会.“接触皮膚炎の治療と予防法はどのようなものですか?”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/qa/qa4/q19.html,(参照 2024-05-08). - A.
かゆみ、痛みの症状が強い場合や範囲が広い場合、また、息苦しさや気持ち悪さを伴う場合はすぐに病院を受診しましょう。
解説以下のようなときは、アナフィラキシーショックや危険な感染症、重症の薬剤副作用の可能性があるのですぐに救急科や皮膚科を受診しましょう。
また、以下のようなときは、きちんと調べて治療したほうが、症状が長引いたり悪化したりすることを防ぐことができるため、早めに皮膚科を受診しましょう。とにかく治らない場合
薬を使ったり、触れるものや保湿に気をつけていても治らないようなとき
症状が強い場合
かゆみや痛みがあって耐えられない、広範囲に赤くなっている、どんどん病変がひろがっていくとき
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る泉 学.“発疹”.恩賜財団済生会.https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/rash/,(参照 2024-05-08).
藤田医科大学 総合アレルギーセンター.“アトピー性皮膚炎の症状”.藤田医科大学 総合アレルギーセンター.https://www.fujita-hu.ac.jp/general-allergy-center/information-station/atopic_dermatitis.html,(参照 2024-05-08).
皮ふが赤くなっているという症状について、医師からのよくある質問
- 皮ふにかゆみはありますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 皮膚科