乾癬では注射が必要なのですか?
乾癬の主な治療法には塗り薬、飲み薬、紫外線療法、注射薬があり、注射薬の使用は必須ではありません。
乾癬の主な治療法には、塗り薬、飲み薬、紫外線療法、注射薬の4つがあり、注射薬の使用が必須というわけではありません。患者さんの病気の程度やおかれた状況によって選択されます。
通常は、ステロイドやビタミンD3の塗り薬から治療がスタートし、病状に応じて飲み薬や、紫外線療法が行われます。しかし、これらの治療で十分な効果が得られない場合や、副作用で使用できない場合には、注射剤が使用される場合があります。
乾癬治療で使用される注射薬は、生物学的製剤とも呼ばれ、皮下または点滴で投与されます。このお薬は乾癬で過剰となっている免疫関連物質の影響をおさえることで乾癬の症状に効果を発揮すると考えられています。治療費は一般的に高額となることが多いです。
治療は個別のケースに応じて選択されますので、懸念点などがありましたら、主治医とご相談ください。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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