腰椎すべり症に対してストレッチは有効ですか?
腰椎すべり症を悪化させる反り腰の改善にストレッチが有効です。
腰椎すべり症を悪化させる原因の1つに「反り腰」という姿勢の悪さがあります。腰から背中にかけての筋肉の柔軟性の低下が反り腰につながるため、背中を丸めて筋肉を伸ばすストレッチが有効な場合があります。
椅子の上で行うストレッチ
椅子に座り、息を吐きながら両手を前に伸ばしながらゆっくりと前へ倒れていきます。背中を丸めながら伸ばしていくことを意識します。
床の上で行うストレッチ
床に両手・両ひざをつきます。息を吐きながらゆっくりと背中を丸めます。背中の筋肉が伸びていくことを意識します。
それぞれのストレッチは、1つの動作を20秒以上かけてゆっくり行いましょう。また、病状には個人差があるため、ストレッチの際に痛みやしびれが強まる場合には中止してください。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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