結節性痒疹の場合、主にどのような治療をしますか?
皮膚をかかないようにするほか、ステロイド軟膏などを使用します。
主な治療法
ステロイド軟膏が基本的な治療薬となります。加えて、紫外線療法や他の軟膏(活性化ビタミンD3軟膏、タクロリムス軟膏、カプサイシン軟膏、掻痒性外用薬)などの併用が検討されます。
効果が不十分な場合には、塗り薬の追加・変更のほか、飲み薬(抗ヒスタミン薬、ステロイド)や全身のアレルギー反応を強く抑える注射などを使用することもあります。
結節が局所的に残る場合などには、結節のある箇所にステロイドの注射を行ったり、液体窒素を使ったりすることもあります。
日常的に気をつけること
薬物治療などに取り組むほか、日常的に以下のようなことを気をつけましょう。
- 皮膚をかかないようにする
- かいてしまった時に皮膚が傷つかないように爪を短くする
- 長袖を着て肌に刺激がないようにする
- 刺激の少ない洗剤で体を洗うようにする
- 涼しく快適な環境にいるようにする
- ストレスを避ける
- しっかり化粧水や乳液を使用して保湿をする
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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