気管支喘息
公開日:
最終更新日:
気管支喘息の治療中に日常生活で気をつけることはありますか?
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
回答
気道の炎症を抑え、発作を予防することが大切です。吸入を毎日欠かさず、規則正しい生活を心がけましょう。
解説
発作予防となる毎日の吸入をしていないと、発作を起こしやすくなります。
また、睡眠不足などのストレスやアレルゲンの吸入、風邪、肺炎などが発作を起こすきっかけになることがあるので注意しましょう。
その他、予防のためには、以下のことに注意しましょう。
- 症状がなくても毎日の吸入を続けること
- 規則正しい生活を心がけること
- 風邪を引かないよう体調管理すること
- アレルゲンを回避すること(自宅や職場の環境改善や、花粉時期のマスク着用など)
発作が起こった場合には、我慢せず早めに発作用の吸入薬を使用することが重要です。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの気管支喘息の質問
気管支喘息とはどのような病気ですか?
気管や気管支に慢性的な炎症があり、発作的な喘鳴(ぜんめい)や息苦しさを繰り返す病気です。
気管支喘息の原因は何ですか?
体質や環境などのさまざまな原因が複合し、気管支喘息を発症すると考えられています。
気管支喘息を放置するとどうなりますか?
気管支の変形が起こって肺の空気の流れが悪くなり、喘息症状が治りにくくなることがあります。
気管支喘息が原因で亡くなることはありますか?
喘息発作が原因で亡くなることもあります。発作を予防することが重要です。
気管支喘息の原因にコロナ後遺症の可能性はありますか?
新型コロナウイルス感染症がきっかけで気管支喘息発作を起こすことはあります。コロナ後遺症でよくある息切れの症状は、気管支喘息とは別物だと考えられています。
気管支喘息に関連する病気や症状
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について回答しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ治療が必要な患者様へのお願い
気管支喘息
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3