水疱性類天疱瘡の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
薬を飲み忘れないようにしましょう。
水疱性類天疱瘡の場合、日常生活で気をつけることは、薬を飲み忘れないことです。
水疱性類天疱瘡の主な治療はステロイドの飲み薬であり、その効き目に応じて少しずつ量を減らしていくことが多いですが、高用量のステロイドを毎日服用している場合、突然服用を止めると、体に必要なホルモンが不足して重篤な症状が出る可能性があります。
そのため、ステロイドの服用は勝手に中止しないでください。薬について何か疑問がある場合は、必ず主治医に相談するようにしましょう。
また、水疱・びらんが体にできている時期は、やわらかい素材でできた着脱しやすい衣服を着用するようにします。
外的な刺激を避けるため、絆創膏は直接貼らないようにして、病変全体をガーゼで包み、その上から絆創膏やネットで固定するようにします。粘膜症状が強いときには、固い食べ物を避けてください。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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