退行期パラノイアとはどういう意味ですか?
高齢者に起こる妄想です。認知機能や人格は保たれているのに、妄想が目立つときに診断されることがあります。
退行期パラノイアとは、高齢者に起こる妄想を指します。認知機能低下は目立たず、人格は保たれているのに、妄想が目立つときに診断されることがあり、認知症に伴う妄想とは区別されます。遅発性パラフレニーと呼ばれることもあります。
これは、女性、未婚者、独居者に多いという特徴があるとされています。もともと、自己中心的、猜疑的な性格が下地にある場合もあります。症状としては、不安を背景に、被害妄想や誇大妄想が現れ、行動に移すこともあります。幻聴がみられることもあります。
妄想のきっかけとしては、孤立した環境で、隣人とのトラブルや金銭的なトラブルを機に、被害妄想を訴えるパターンがよく見られます。誰かが家に入ってきて物を盗る、物の位置を動かす、毒を盛られる、家の中に他人が住んでいる、など日常的なことに関する妄想がよくみられます。
パラノイアについて、特に知りたいことは何ですか?
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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