パラノイアの場合、主にどのような治療をしますか?
認知行動療法や薬物療法が試みられることがあります。生活に困りごとがあれば、心理社会的介入も有用です。
パラノイアの場合、認知行動療法や薬物療法が試みられることがあります。生活に支障があれば、心理社会的なサポートがあると治療に役立つことがあります。
薬物療法
抗精神病薬と呼ばれるジャンルの向精神薬が用いられることが多いでしょう。薬の効果により、「気にしすぎかもしれない」「妄想はあるが言動には影響しない」というふうに妄想をやわらげてくれることがあります。また、睡眠障害がある場合は、睡眠を促す薬が処方されることがあります。
認知行動療法などの心理療法
目的は、妄想の症状の消退というよりは、周りの出来事に対する考え方のくせを見直し、困ったときの対処法を身につけることです。妄想に振り回されることを減らし、学校や仕事などの生活に合わせやすくなるための変化を起こすことが目指されます。
心理社会的介入
経済的な困りごとに対してはソーシャルワークが、職場での困りごとに関しては産業保健職によるサポートなどにより、生きづらさが軽くなることがあります。
ただ、社会的に支障がない場合やご本人が治療を希望されない場合には、治療をせずに経過観察になることもあります。
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(参考文献)
Muñoz-Negro, J. E et al. A systematic review of studies with clinician-rated scales on the pharmacological treatment of delusional disorder. International clinical psychopharmacology. 2020, 35, 129-136.
Skelton M et al. Treatments for delusional disorder. Cochrane Database Syst Rev. 2015, 2015, CD009785.
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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