出生前診断の絨毛検査とはどのような検査ですか?
出生前診断の確定的検査の一種です。胎盤の一部である「絨毛」と呼ばれる組織を採取して検査します。
絨毛検査は、出生前診断の確定的検査の一種です。胎盤の一部である「絨毛」と呼ばれる組織を採取し、胎児の染色体や遺伝子の異常を調べる検査です。
非確定的検査で陽性となった場合や、家族歴などでリスクが高いと判断された場合に実施されます。主に妊娠11週から14週の間、羊水検査よりも早い時期に受けられます。
絨毛は胎児由来の細胞を含むため、染色体異常や一部の遺伝子疾患を高い精度で診断できます。全ての異常がわかるわけではなく、流産や出血、感染などのリスクが1%程度あるとされており、検査を受ける際には十分な説明を受けた後の同意が必要です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
日本産科婦人科学会.“産婦人科診療ガイドライン―産科編2023”..https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/glsanka2023.pdf,(参照 2025-07-15).
片田千尋ほか.“出生前診断についてキチンと知っていますか?~検査を受ける前に理解を深めるサポートブック~”..https://www.hyo-med.ac.jp/department/nursing/kazoku/prenataltestingleaflet.pdf,(参照 2025-07-15).
社団法人日本産科婦人科学会.“出生前に行われる検査および診断に関する見解”..https://www.jsog.or.jp/news/pdf/shussyouzenkenkaikaitei_20110206.pdf,(参照 2025-07-15).
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