出生前診断の染色体検査とはどのような検査ですか?
胎児に染色体異常があるか調べるための検査です。
出生前診断の染色体検査は、胎児に染色体異常があるか調べるための検査です。非確定的検査(スクリーニング検査)と確定的検査に分かれています。
非確定的検査はNITP(新型出生前診断)、妊ション初期母体血清マーカー、妊娠中期母体血清マーカー、といったものがあり、21トリソミー、18トリソミー、NIPTでは13トリソミーなどの染色体数の異常を調べます。
確定的検査は、羊水や胎盤の絨毛を採取して直接胎児の細胞を調べる方法で、染色体異常の有無を高い精度で診断できます。検査の限界やリスク、結果の受け止め方について十分な説明を受け、理解して実施するかどうか決めることが大切です
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
土肥 聡.“産科領域で行われる出生前診断の現状”.日本小児神経学会学術集会.https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn/53/5/53375/pdf/-char/ja,(参照 2025-07-15).
日本産科婦人科学会.“産婦人科診療ガイドライン―産科編2023”..https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/glsanka2023.pdf,(参照 2025-07-15).
片田千尋ほか.“出生前診断についてキチンと知っていますか?~検査を受ける前に理解を深めるサポートブック~”..https://www.hyo-med.ac.jp/department/nursing/kazoku/prenataltestingleaflet.pdf,(参照 2025-07-15).
公益社団法人日本産科婦人科学会倫理委員会.“母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)に関する指針 ”..https://www.jsog.or.jp/news/pdf/NIPT_kaiteishishin.pdf,(参照 2025-07-15).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
妊娠
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです