どのようにして診断しますか?
甲状腺ホルモンや甲状腺刺激ホルモンの濃度、甲状腺の大きさやしこりの有無から診断します。
血液検査を行って、甲状腺ホルモンの値が高いかどうか、甲状腺を刺激するホルモンの値が低いかどうかを確認します。
加えて、首の痛みの有無や、超音波画像で見た甲状腺の状態などから判断して診断を確定させます。
また、甲状腺機能亢進症の原因が甲状腺の腫瘍によるものかどうかを確かめるために、甲状腺シンチグラムという放射線検査を行うことがあります。
原因が脳(下垂体)の腫瘍である疑いがある場合には、脳のMRIで腫瘍の有無を確認します。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
中島康代,山田正信. 内分泌疾患・糖尿病・代謝疾患ー診療のエッセンス 甲状腺中毒症. 日本医師会雑誌. 2021, 150, p.96-99.
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