甲状腺機能亢進症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と甲状腺機能亢進症の関連をAIでチェックする
甲状腺機能亢進症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
甲状腺機能亢進症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
普段より落ち着きがなかったり、別人のように精力的に活動していると感じる
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 4-7日前から
手指に細かいふるえがある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 症状の程度
- 日常生活に支障はない
ほてり・のぼせがある
- 自覚した時期
- 1ヶ月以上前から
甲状腺機能亢進症とはどんな病気ですか?
「甲状腺機能亢進症」とは、甲状腺が活発に活動し、血液中に甲状腺のホルモンが大量に分泌されることで、身体に異常をきたす病気です。脈が速くなる、急な体重の増減、汗、下痢、イライラなどの症状が見られ、放置すると心不全や骨粗しょう症を引き起こすリスクや、妊娠中の流産・早産・死産などのリスクが高まります。
甲状腺機能亢進症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
甲状腺機能亢進症への対処法は?
治療が必要です。病院を受診して原因を調べましょう。
甲状腺機能亢進症の専門医がいる近くの病院はありますか?
甲状腺機能亢進症の専門医がいる病院を見る甲状腺機能亢進症のQ&A
- A.
ドキドキする、手が震える、急に体重が落ちた、首が腫れた感じがする、異常に疲れやすいなどの症状があるときは受診しましょう。
解説甲状腺機能亢進症の症状は他の病気の症状としばしば似ています(詳細はこちら)。
正確な原因を自力で特定することは困難なため、疑わしい症状がある場合は医療機関を受診しましょう。
最寄りの医療機関はこちらの医療機関検索ページから調べられます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る中島康代,山田正信. 内分泌疾患・糖尿病・代謝疾患ー診療のエッセンス 甲状腺中毒症. 日本医師会雑誌. 2021, 150, p.96-99.
- A.
甲状腺中毒症という病気でよく似た症状が見られます。また、不整脈や炎症性腸疾患、リンパ腫などでも似た症状が見られることがあります。
解説甲状腺機能亢進症と同じように血液中の甲状腺ホルモン値が上がる病気として、甲状腺中毒症があります。
甲状腺が炎症を起こして損傷することで、甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出して、甲状腺機能亢進症と同様の症状を引き起こします。
甲状腺ホルモンが何らかの原因で過剰に作られてしまうのが甲状腺機能亢進症であるのに対して、ダメージを受けた甲状腺からホルモンが漏れ出してしまうことで起こるのが甲状腺中毒症だと言えます。
また、脈が速くなる・汗の量が減る・体重が減る・下痢になるといった、甲状腺機能亢進症とよく似た症状を引き起こす病気としては、不整脈、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)、リンパ腫なども考えられます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る中島康代,山田正信. 内分泌疾患・糖尿病・代謝疾患ー診療のエッセンス 甲状腺中毒症. 日本医師会雑誌. 2021, 150, p.96-99.
- A.
脈が速くなる、手が震える、急にやせてしまう、汗の量が増えるなどが主な症状です。不眠や不安感が生じることもあります。
解説甲状腺ホルモンは全身の代謝(体内の古いものを壊し、新しいものを作る働き)を活発にします。
この甲状腺ホルモンの量が体内で増えすぎると、体のバランスを司る自律神経系の一つである交感神経が興奮して、カテコラミンというホルモンが多く作られるようになります。
その結果として、- 脈が速くなる
- 急に体重が減る
- 汗をかく
- 下痢
- いらいらしやすい
- 食欲が増す
などの症状が起こります。
また、甲状腺機能亢進症の原因はいくつか考えられますが、原因によっては甲状腺そのものが腫れたり、眼球が前のほうに飛び出たりすることがあります。
甲状腺に腫瘍がある場合、首のあたりに違和感を感じることもあります。
子供が発症した場合、学力低下や落ち着きのなさが兆候となるケースもしばしばあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る中島康代,山田正信. 内分泌疾患・糖尿病・代謝疾患ー診療のエッセンス 甲状腺中毒症. 日本医師会雑誌. 2021, 150, p.96-99.
甲状腺機能亢進症について、医師からのよくある質問
- 皮膚が湿っていて、あたたかいですか?
- 汗をかいていますか?
- 前と比べて、自分の目玉が飛び出していると感じますか?
- 最近やせてきていますか?
- 胸がどきどきしていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 糖尿病内科
- 内分泌・代謝内科