むずむず脚症候群ではどのような症状がありますか?
不快な感覚のために、足を動かさずにはいられず、夜の安静時に多いため睡眠障害にもなり得ます。
むずむず脚症候群の症状としては、安静にしている時や横になっている時、また、眠りにつく時にあらわれる足の異常感覚があります。夕方から夜に症状があらわれることが多いとされています。
異常感覚の感じ方は患者さんによってさまざまで、「むずむずする」「引き裂かれるような」「不快でたまらない」「足を切ってしまいたいような」「水が走るような」などと表現されます。
また、この異常感覚は、歩いたり足を伸ばすなど、異常感覚のある足を動かすと改善します。そのため、むずむず脚症候群の症状が出ると、足を動かしたくて仕方がないという強い欲求があらわれることも特徴で、不穏に動き回ったり足を動かしたりしてしまいます。
このような症状が夜間に多いこともあり、睡眠障害をきたし、日中の眠気や疲労感、また自律神経の乱れから心血管疾患のリスクも上がるとされています。
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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