メトヘモグロビン血症と一酸化窒素(NO)吸入療法の関係性を教えてください。
NO吸入療法は、まれにメトヘモグロビン血症を起こす副作用があります。
一酸化窒素(NO)吸入療法は、肺の血管を広げて酸素化を改善する治療で、副作用としてメトヘモグロビン血症を起こすことがあります。NOは血液中でヘモグロビンを酸化し、酸素を運べないメトヘモグロビンを増やす可能性があるためです。
一酸化窒素(NO)吸入療法は、新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全や心臓血管外科手術後の肺高血圧に使われ、メトヘモグロビン血症の副作用があることが報告されています。乳幼児はヘモグロビンが酸化されやすく、発症しやすい点にも注意が必要です。そのため、NO吸入中は、SpO2だけでなくメトヘモグロビン濃度を確認し、チアノーゼや酸素化不良がないか観察します。
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編集・監修基準について
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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