腰椎椎間板ヘルニアの手術後、どのくらいで仕事に復帰できますか?
手術の方法や、仕事の内容によって変わります。早い方では手術後1週間で復帰できる場合もあります。
椎間板ヘルニアの手術にはいくつかの種類があり、大きくは「肉眼・顕微鏡で手術する」「内視鏡で手術する」の2つに分けられます。一般的には、内視鏡による手術では傷が小さく済むため入院期間や職場復帰までの期間が短く済む傾向があります。
ここではそれぞれの手術方法による一般的な経過を解説しますが、具体的な仕事の内容、年齢、もともとの症状などによって復帰にかかる時間は異なりますので詳しくは主治医に相談しましょう。
内視鏡による手術(MED法)
早い病院では、4~5日の入院で退院が許可されます。
事務作業であれば早ければ退院後すぐに職場復帰できることもあります。重量物を持ち上げる作業や腰を捻る作業が多い仕事では、復帰までに1~2ヶ月のリハビリ期間を設ける場合もあります。遅くとも手術後3ヶ月までには職場復帰できることが多いです。
肉眼(LOVE法)・顕微鏡による手術
おおむね2週間ほどの入院が必要になります。退院後は、事務作業であればすぐに職場復帰できることもあります。重量物を持ち上げる作業や腰を捻る作業が多い仕事については内視鏡による手術の場合と大きく変わらない、または1ヶ月程度遅くなる程度の違いがあります。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
腰椎椎間板ヘルニア
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。