何も思わない感情の状態は、感情鈍麻ですか?
何も思わない感情の状態は、感情鈍麻の可能性もありますし、離人症や失感情症(アレキシサイミア)やアパシーと呼ばれる状態の場合もあります。
何も思わない感情の状態は、感情鈍麻の可能性もありますし、離人症や失感情症(アレキシサイミア)、アパシーと呼ばれる状態の場合もあります。
感情鈍麻は、刺激に対して感情がわかなくなるという、統合失調症の症状のひとつです。
離人症は、現実感が失われることで、さまざまな精神疾患のほか、非常に疲れているときなど病気ではない場合にも起こりえます。
失感情症は、自分の感情をうまく言葉に表現できない状態で、ストレスや心身症が関係していることがあります。
アパシーは、脳の器質的な障害から情動や興味や関心が失われた状態を指します。
これらの症状は、日常生活に支障をきたすこともあるため、気になる場合は早めに精神科などの医療機関を受診し、医師に相談するようにしましょう。
感情鈍麻について、特に知りたいことは何ですか?
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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