子どもの気管支喘息(小児喘息)には何か特徴がありますか?
小児喘息の多くが(特にダニの)アレルギーに関連します。 症状や治療は大人の場合とほとんど同じです。
小児喘息の特徴
小児喘息では、アレルギー性(アトピー型)が多く、特にダニに対するアレルギーが関連していることが特徴です。
気管支喘息以外のアレルギー疾患を合併することが多く、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーに始まり、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎と、いろいろな臓器で次々にアレルギー性疾患を発症することを「アレルギーマーチ」と呼びます。
小児喘息の治療方針
気管支喘息は乳幼児期に発症し、思春期にかけて改善・寛解する傾向があり、治癒を目指した治療を行います。
一部の皮下注射薬は乳幼児期には使用できませんが、6~12歳以降では大人と同様の薬を使用できます。
一部の小児喘息は、大人の気管支喘息に移行します。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
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