メニエール病で入院が必要になるレベルはどのような状態ですか?
吐き気が強く、経口摂取が難しい状態では入院して点滴をしながら症状緩和を行います。
メニエール病の治療は、基本的に外来通院で行われます。ただし、以下のような場合には入院が必要になることがあります。
症状の緩和
激しいめまいや嘔吐で水分・栄養摂取が困難な場合、点滴治療や安静を目的として入院することがあります。
血糖コントロール
メニエール病の発作期に、ステロイドの全身投与を行う場合があります。糖尿病が持病にある場合には入院のうえ、血糖値のモニタリングと調整を行いながらステロイド全身投与を行います。
精密検査
メニエール病とよく似た症状を示す他の病気(例:聴神経腫瘍、前庭神経炎、中枢性めまい疾患など)との鑑別診断が必要な場合、平衡機能検査・聴力検査・MRIなどの検査バッテリーを、入院下で集中的に行うことがあります。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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