骨巨細胞腫の名医の探し方を教えてください。
各個人の状況によって必要となる治療は異なります。自分に適した医師を探すことが重要です。
この病気に限らず、各個人の病気の状況やおかれている状況によって必要となる適切な治療は異なります。このことに注意して、自分に適した医師を探すことが重要です。
この病気は、手術が終わったらすぐに診察が終了になる種類の病気ではありません。中間悪性腫瘍といって、良性腫瘍とは言い切れない性質を持つためです。これは、良性とするには手術後の再発リスクが高い点などが原因として挙げられます。
また、腫瘍のサイズや手術を行った範囲によっては、手術後のリハビリに時間を要する場合があります。
手術後も状況が落ち着くまでは、短い間隔で定期的な診察を受ける必要があることがあります。そのため、病院の所在地が通院しやすい場所であることが望ましいです。
また、病院とスムーズに連携できる医療機関が近くにあることも望ましいでしょう。
この病気は骨腫瘍のなかでは比較的頻度の高いものですが、骨腫瘍そのものの頻度は高くないこともあり、手術を専門的に行っている病院は多くはありません。
整形外科医のなかでも、腫瘍を専門にしている医師は限られています。そのため、病院における治療症例数や人員の充実度は、判断材料の一つとした方が良い場合があります。
治療を継続するうえで重要なものの一つに、医師の人間性がありますが、それは実際に会ってみないと分からないこともあります。
インターネットの口コミの信憑性の評価は難しいこともあるため、もし知人で同じ治療を受けられた方がいれば、その方のお話をよく聞くことも重要です。
このように、総合的な判断のもと自分に適した医師や病院を探すようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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