開放骨折の場合、主にどのような治療をしますか?
抗生物質の投与や傷口の洗浄で細菌感染を防ぎつつ、骨折部を固定する治療を行います。
開放骨折の治療では、細菌感染を防ぐ対応を早急に行うことが最も重要です。そのため、救急外来ですぐに抗生物質の投与と破傷風の予防接種が行われます。その後、できるだけ早く次のような手術が行われます。
デブリードマンと洗浄
傷口に入り込んだ汚れや、ダメージを受けて死んでしまった組織(細菌感染の温床になる)などをきれいに取り除き、大量の洗浄液で洗い流します。
骨折部の固定
折れた骨を正しい位置に戻し、金属のプレートやネジなどを使って体の内側から固定する「内固定術」、または体の外側からピンと金属でできたフレームで固定する「創外固定術」を行います。
皮膚移植
皮膚やその周りの傷が大きくて深ければ、別の場所から皮膚や筋肉を移植して傷口をふさぎます。
これらの手術は、治療が上手くいったとしても長期間の加療が必要となります。もし細菌感染症を合併してしまった場合は、より長期間(年単位に及ぶこともある)の加療が必要となることがあります。このため、細菌感染症予防のためにも、早急に治療を開始する必要がある緊急性の高い病気です。
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(参考文献)
Kanu Okike et al.“Trends in the management of open fractures. A critical analysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17142427/,(参照 2026-02-26).
Amna Diwan et al.“The principles and practice of open fracture care, 2018”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29555119/,(参照 2026-02-26).
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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