開放骨折の治療において、なぜゴールデンタイムが重要視されるのですか?
ケガから6時間以内に手術をして細菌を減らすことで、重度の細菌感染症を防ぐためです。
開放骨折の治療では、傷口から入った細菌が繁殖して感染症を引き起こすのを防ぐことが最も重要だからです。以前より、ケガをしてから平均5時間ほどで細菌の量が感染を引き起こす危険なレベルに達するという研究があり、「6時間以内(いわゆるゴールデンタイム)」に痛んだ組織を除去して傷口をきれいに洗い流す手術(デブリードマン)を行うべきだという「6時間ルール」が信じられてきました。
しかし、最近の研究では、必ずしも6時間以内にこだわらなくても、経験豊富な専門の医師チームが日中の良い環境で手術を行うことや、傷口をしっかり閉じることの方が重要だという意見も強くなっています。一方で、開放骨折の治療では細菌を早く減らすことが重要であることに変わりはないため、できる限り早く準備を整えて治療を始めることが大切です。
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(参考文献)
Kanu Okike et al.“Trends in the management of open fractures. A critical analysis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17142427/,(参照 2026-02-26).
Amna Diwan et al.“The principles and practice of open fracture care, 2018”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29555119/,(参照 2026-02-26).
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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