加齢黄斑変性は失明までにどのくらいの期間がかかりますか?
数年かけて視力が低下します。大きな出血が起こった場合にはごく短期間で視力が低下することもあります。
加齢黄斑変性の進行速度はタイプや個人差によって大きく異なります。
特に新生血管型では、数年以内に急激に中心視力が低下し、日常生活に支障が出ることがあります。
ただし、早期に抗VEGF薬で治療を開始すれば視力を維持できる可能性も高まります。
一方、萎縮型は進行がゆるやかで、徐々に視力が低下していきます。
加齢黄斑変性の病巣から大きな出血を起こした場合には、短期間で一気に視力が落ちてしまうこともあります。
いずれのタイプでも、視野の中心が見えにくくなるだけで周辺視野は保たれるため、完全に真っ暗になることは少ないです。
失明に至るかどうかは、発見の早さと治療の継続が大きな鍵となります。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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